<一稿>
お久しぶりで御座います。
熱いお茶の美味しい季節になりました。
お口汚しに需要の無いSSでも(笑) 〜旦_(゚◇、゚;)ノ~ アヂヂ!
実は、こっちが本家ちゅうかメガミドより先に書いた筈が、余りのふつつかぶりに絶望して放置しっぱ(^_^;) でも、MAD見て、みどかつ愛が暴走した。解き放つ〜♪(^-^;)boko☆*\(-''- ;)
メガミドSS < 告解 -Confession- > の、リヴァーシブル版、みどかつSSです。
なんかもぉ色々すみません。残念とかそ〜ゆぅ問題ぢゃないくらい‥‥どうだマイッタカな厨房っぷり、ごめん‥‥ (o_ _)o まぁ、アレのリヴァですからお察し下さい。
ええ、目指したのはラブラブみどかつの筈だった‥‥んだけどなぁ。
傷跡は何かに似ていた。 その背から、何かが無理やり引き千切られた痕のような。 < Luciferians - 信徒 - > ルシフェリアン <1> 夢うつつのまま、朝のキスをされた。 気怠い身体をようやく起こすと、バスルームのドアが開く音がした。 「御堂さん、それは」 白い皮膚に斜めに朱を引く裂傷。 「いい、かまうな」 せめて消毒しますと、あわててベッドから飛び降りたけれど、御堂さんは、手早く身支度を済ませてしまい、どうしても抜けられない付き合いだからと、出かけていった。 「‥‥はい。いってらっしゃい」 少し照れたように後ろ手のまま手を振って、閉じられるドア。軽々とゴルフバックを背負った背中をただ見送った。 落ち着かない気分のまま、御堂さんの部屋でぼんやりと昼を過ごした。大好きな人を傷つけてしまった指先を後悔と一緒に噛みしめながら。 空が黄昏に染まる頃、待ちきれなくて何度も見下ろすテラスから、車が戻ってくるのが見えて、オレの心臓は勝手に跳ねあがった。 「おかえりなさい」 玄関に出迎えると、いきなり腕を取られた。汗をかいた、シャワーを浴びるぞと、なぜかオレまでそのままバスルームに連れ込まれる。服を脱がされ、二人であたたかな流水を浴びる。 抱きしめられて、泣きたくなった。 与えられるキスに夢中になって、あなたの背中に手を回したところで、その荒れた手触りに、ようやく我に返った。 昨夜、爪を立ててしまった背中の傷。 目を開けて、御堂さんの顔を覗き込むと、軽く顔をしかめながら微笑んでいる。 そしてオレに見せつけるように、背中を向けて笑い、濡れて光る傷口に肩越しに触れた。 「勲章だ」 不敵に唇をゆがめ、シャワーのコックを閉める。 「薬を塗らないと。膿むかもしれません」 かまうなと微笑んで、手を伸ばし、オレを引き寄せ、頭ごとタオルで包んで、くしゃくしゃと髪を乾かしてくれる。手つきは荒っぽいけど、なんだかすごく甘やかされている気がする。 でも、御堂さん自身、さり気なく身体を拭いているけど、タオルの生地が背中に触れるかふれないかで、反射的に眉が寄るのが見えた。 サイドボードから塗り薬を取り出す。 「みど、うさん。動かないで、‥‥ください」 「なぜだ? 君がキスが嫌いだとは知らなかった」 「薬が塗れませんっ」 伸ばされた右腕を手首をつかんで捕まえた。 「もう、からかわないで下さい、御堂さん」 「何が欲しいんだ、克哉?」 この人はいつも‥‥こうたずねる。 キスだけはいつもオレのねだる前にくれるけれど。 「両腕とも、全部、オレにください」 欲張り者めと笑う声がする。 Next <Luciferians 2>
捕らえられ、なお羽ぶく、それは失われた翼の記憶。
隣に寝ていた温かな体がベッドを抜け出し、そっとバスルームに立つ気配を重いまぶたを閉じたまま夢の続きのように追う。
一晩中、愛された朝はどうしても意識がぼんやりしてしまう。身体も自分のもののようには動かない。
御堂さんより早く起きられないのは、とても問題だと思うのだけれど。
シャワーを浴びて髪を拭きながら戻ってきた、その人の背中を見て、オレは息を呑んだ。
左右の肩甲骨の上に、幾重にも走る流星雨みたいな爪跡は‥‥どう考えても昨日の夜の自分のせいだ。
必ずここで待っていろ、と言い残して。
でも、あの傷が痛まないはずはないと思う。
ほんの半日、離れていただけなのに、寂しくて、会いたくて、どうにかなりそうだったことに改めて気づく。
水音にまぎれる気安さのせいか、そんな気持ちをそのままオレは言葉にしてしまう。
それとも、最初の告白がここだったせいなんだろうか。シャワールームではいつもより大胆になってしまう気がする。
甘噛みどころか歯を立ててしまった肩。
心配ないと、軽く目元にキスをくれた。
傷は今朝見たときより、赤みを帯びて腫れてるように見えた。
いつものローブを羽織らずに、バスタオルを腰に捲いたまま、ベッドに座る。
ほら、きっとかなり傷が痛むんだ。
聞けば、きっと必要ないって言われるから、ベッドに上って、そっと背後からにじり寄った。
傷口に薬を塗ろうと指先を伸ばせば、身体をよじって、キスを仕掛けてくる。
ベッドで、その唇につかまったらもうオレが抗えないと知っていて。
背中に隠れるようにして小さく叫ぶ。
いたずらな指を封じこめるために、強く指をからませる。
もう片方の腕を探って、さらに手を伸ばすと、つかみかけた瞬間に逃げられた。
しばらく不毛な追いかけっこが続く。
誰よりもオレの欲しいものを知ってるくせに。
どんな小さな欲望もちゃんと言葉にしないと、絶対に許してくれない。
オレを欲張りにするのは誰ですか、そんな言葉を飲み込んで、ようやく差し出された腕を取る。
後ろ手になり、手首をつかまれてもなお愛撫を仕掛けようとする不埒な指先。
仕方のないひとだ。
多分、序破急ぢゃなくて、起承転結。<4>まで(^-^;;;;
‥‥って言って結局<5>までになったヘ(。。ヘ☆\(-_-;)baki!