-放浪腐女発酵観察日記- ブログ版

オタな海外放浪貧乏旅行者の腐女子覚醒日記。SF,ロボット、天文好きな皆既日食ハンターの筈が、ある日うっかり腐海に墜落。やおい免疫あったが仇のBL大発症。急遽、隔離病棟設置。こちら腐れ外道blog。 ダダ漏れ萌えと、オタク独り語り、阿呆バックパッカー海外貧乏旅行バカ話しか御座いませんが、お暇ならごゆるりと(^_^;)  ★はてなダイアリーがメイン。こちら同記事の予備です(๑╹◡╹๑) http://d.hatena.ne.jp/kokuriko-fufu/

「ブロークバック・マウンテン」 見てみた。

kokuriko-fufu2009-09-19

「ブロークバック・マウンテン」 見てみた。


すみません、全然もぉ頭がワヤで、まともな文章が書けません。いつもながら見切り発車失礼!


   ★ ★ The Greatest Gay Movie ★ ★


 もう一年以上経つんだ。The Fifty Greatest Gay Movies! ゲイ映画、ベスト50本ですって?なんて日記書いてから。 1位に選ばれていた「ブロークバック・マウンテン」  見たいなぁなんて思ってましたが、CS放映を機に録画して見てみました。

 良い映画。とても良い映画でした。声を大には致しませんが、未見のかたがいらしたら机の下でそっと差し出したいDVDというか。心の底からお薦めです。腐女子にも腐女子ではないかたにも。ええ、一般男子にも。まぁ、人は選びますが。



久しぶりに映画らしい映画を見た!という感じ。体調へにゃ〜な微熱頭の私、かな〜り面白い作品でなきゃ、とても集中力が持たないのですが、どっぷり二時間、物語世界へと惹き寄せられました。

Brokeback Mountain: Story to Screenplay

Brokeback Mountain: Story to Screenplay

ほんと映画なのよ。昨今、TVドラマと見分けがつかないような映像が多いなか、ああ、映画館の大画面で見たかった!と思わせる映像美。舞台であるブロークバック・マウンテン、その雄大な自然美が文句なしに美しく素晴らしい。ワイエスの絵画の緊張感、透徹した美意識を思わせるレイアウト。見る者の視線を画面へと引き込む光の使い方。俳優たちの演技、登場人物の心象風景を浮き彫りにする色の選び方。しかもこれ見よがしの演出ぢゃない。さりげないのよ。しかし確実に、その指は触れてくる。人が自分でも忘れ果てていたような、心の奥底、その琴線に。

ブロークバック・マウンテン (集英社文庫(海外))

ブロークバック・マウンテン (集英社文庫(海外))

背景にしばしば効果的に使われる青空、そして雲がすごくいい表情、よい芝居をしている。この空の光、色、雲の配置を待つために、このロケ……どれだけ時間をかけたんだろう。そして、ダイナミックな自然の造形と対照的に、人間ドラマを描くときの緻密で繊細な描写力。くぅう、ゲイ映画って括りで、一般人に色つき偏見眼鏡で見られちゃうのは惜しい。わたし、たぶん、この映画、これからも何度も何度も見ると思います。そういえば、アン・リー監督? 「ウェディング・バンケット」の?! コメディの印象が強くて、意外なような納得するような。いや他の作品も見たい。アニー・プルーの原作小説も読みたいわ。って、原作者って女性か?!

 そして、そうなの。その光を背景にして描かれる、主人公たちと、周囲の人間関係。いやぁ、その……、これ、なんだよ。もし私に小説を書くことが許されるならば。 ずっと書きたかったのはここにあるもの。これなのーっ! っていう……。いやなんか、まだ、まったく言葉にできない。自分の陳腐な言葉で語りたくない。ただただ、ミーハーに語るなら、ビジュアル的、キャラクター的には、萌え要素、なーんもないんだけれど。わたし、白人好きぢゃないし、マッチョ苦手だし、無学で馬鹿な男より似非でもインテリ眼鏡男子が好き。しかも、この俳優たちをイケメンたぁ思えない。それなのに、それなのに! くぅう〜、駄目だ、語ろうとすると泣く。また後日、改めて。
 <次月に続きます(^_^;)>

オリジナル・サウンドトラック~ブロークバック・マウンテン

オリジナル・サウンドトラック~ブロークバック・マウンテン



更新への愛と勇気、有り難うございました。m(。_。)m
さて、これから、太一ルート行くぞ〜〜! ε=ε=ε=ε= (*^-^)