-放浪腐女発酵観察日記- ブログ版

オタな海外放浪貧乏旅行者の腐女子覚醒日記。SF,ロボット、天文好きな皆既日食ハンターの筈が、ある日うっかり腐海に墜落。やおい免疫あったが仇のBL大発症。急遽、隔離病棟設置。こちら腐れ外道blog。 ダダ漏れ萌えと、オタク独り語り、阿呆バックパッカー海外貧乏旅行バカ話しか御座いませんが、お暇ならごゆるりと(^_^;)  ★はてなダイアリーがメイン。こちら同記事の予備です(๑╹◡╹๑) http://d.hatena.ne.jp/kokuriko-fufu/

ネタバレw『ルパン三世カリオストロの城』 クラリスの元ネタ?

kokuriko-fufu2010-10-08


ネタバレ? 

ルパン三世カリオストロの城
 クラリスの元ネタ?



そろそろ更新始めます。
まず足慣らしに、オタクな話題から、失礼σ(^◇^;)


                         
本日、『ルパン三世 カリオストロの城』の放映があるそ〜な♪ 何度見ても素晴らしい名作であります♪ 今夜もまた見ちゃうんだろうな。+* ヽ(´▽`*) 


どんな映画? まず見なさい! あ、この紹介サイトさん↓愛がある♪
ルパン三世 カリオストロの城』はどうやって作られたのか?
http://blog.livedoor.jp/thx_2005/archives/51534687.html


そう昔、ひょんなことから旅先で、元ネタのひとつっぽい映画に出合ったの。 
★画像は、ネットから拾い物で頂いておりますm(_ _;)m

ルパン三世 - カリオストロの城 [DVD]

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少し前、グルジアまで日食を見に行った時。その数年前、ブルガリアで会ったバックパッカー兄さんと再会。旅先ではよくある偶然です。モスクワ留学帰りでロシア語堪能な兄さん、さすがの情報通で「今晩、街の映画祭があるんだ。凄く面白いと大評判のソ連映画、見に行こう!」っと同宿の日本人連中を連れ出し、皆で映画鑑賞ミニツアーと洒落込んだ。wε=ε=(*^-^) 

ロシア語に英語字幕。ええ、かなり古い映画だったけど、これがオバカで面白かった。いや、なんだかとても懐かしい‥‥このテンポ、キャラクター、この車、どたばたカーチェイス。そ、そうだ、これって、宮崎アニメに近い、いや、もろカリオストロ、そしてこの誘拐され、車で逃げ出す花嫁って、クラリスではないか?!

ルパン三世 カリオストロの城 オリジナル・サウンドトラック BGM集(紙ジャケット仕様)

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その映画は、кавкаская пленница、英語タイトルはkidnapping caucassian style。邦題をつけるなら『コーカサス・スタイル誘拐事件』とでも(笑)


 
  

 
ご存知のおかたも多いでしょうが、あちらコーカサスでは、花嫁誘拐、つまり略奪婚、拉致婚が認められてたんでしたなσ(^◇^;)  (いや、拉致監禁はイケナイことですよ! 佐伯克哉!(笑)) まぁ、実際には、女性の意思を踏みにじるばかりではなく、好きあった二人が、厳しい慣習や両親の反対を押し切って結婚するための方便だったりもしたそうで‥‥その風習を逆手に取ったコメディ映画。 


     作品紹介サイト コーカサス誘拐事件 

へたれでギーグな主人公ってのが、今見ても不自然じゃない斬新さ。制作は1967年。(当時の日本は熱血全盛ぢゃ? 生まれてないけどσ(^◇^;) ) そしてヒロインは、なんとも魅力的な少女ニナ。このニナの容姿というか髪型、雰囲気、行動の方向性、かなりクラリスっぽい。クラリスは淑やかだけど、決して受動的な女の子じゃないもんね。性格的には、クラリスが月なら、ニナは太陽の明るさですが。
(制作時の監督インタビューによると、クラリス初期設定はかなり元気な女の子だったらしい。峰不二子との性格対比の為、その後かなりおしとやか設定になった模様w)

そして、トドメが少女誘拐と、逃げる花嫁と悪漢たちの山道カーチェイス!(笑) さがしたら、ようつべにあったよ!(゚∀゚)アヒャ!!
Kidnapping, Caucasian Style - 1/8 - or Shurik's New Adventures 最初から見るかたはこちら


ここの、1分45秒あたりから、花嫁(ドレスじゃないけどw)の脱走と車3台のぬる〜いカーチェイス始まります(笑) これ、やっぱり宮崎さん見てる気がするなぁ(笑) カリオストロのほうがテンポよくて絶対的に面白いけれども。で、この映画はここがクライマックスだけど、カリ城では事件の始まりに過ぎないのよね♪ んでも、この映画日本でも公開されてたとしたら、当時、あちら系の活動にも興味をもたれていた宮さんだもの、見てておかしくないよな。しかし、当時のソ連で、鉄のカーテンの向こうで、こんなオバカ映画作るの許されてたってスゴイ(笑)
 
伯爵の手下の車はイギリス製のハンバー、スーパースナイプ1940型だそうで。クラリスの乗ってる車はシトロエン2CV。ルパンはご存知フィアット500Rですな。ん? やっぱりなんか、似てない? って、当時の車はみな同じに見えるワタクシですがヽ(^_^;) ノ  ちなみにこの映画でのフィアット役の車種は‥‥見てご確認下さい(笑) 


あ、消されちゃった‥‥と、思ったら、公式で全編UPされたようですw
http://www.youtube.com/watch?v=7DDY1qHxKYs&feature=youtu.be


そういえば、グルジアで映画を見終わった後、 「面白かった、なんだか『カリオストロの城』みたいなシーンあったね」と一緒に見た若いバックパッカー連中としゃべってたら、「俺見てないんすよ」 「ジブリ好きだけど」 「面白いらしいですよね」という反応が。なんと、そこに居た若者たちは皆、“カリ城”未見組であった。Σ(゚口゚*)ノノ!! 「いかんな君達! あれは日本人の教養として見とくべき映画っ! 名作中の名作だから!」o(>_<*) と、つい熱く説教コイたら、私の余りの剣幕に恐れおののいたのか、「わかりました、帰国したら必ず見ますっ」と素直な返事が返ってきた(笑) おーい、見たか?(。・_・。)ノ ロシア語堪能兄さんも、今晩見てるかなぁ?(^_^)♪

日本人の教養 混迷する現代を生き抜くために

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話は逸れますが、あのロシア語兄さんとは面白い縁があって、ブルガリアの宿での、「今晩オペラあるんですよ」と誘われたけど、すれ違いで私は見れず。『アイーダ』見たかった! グルジアでもなぜか同じようにオペラ座に行けず。(旧ソ連共産圏ではオペラが安く見れるのだ!) 今度もまたオペラの季節に東欧行ったら、バッタリ会えるかねぇ? また偶然、同じ宿同じ大部屋の同じよなナナメ隣のベッドで(笑) そういえば、今は潰れたブルガリアの安宿ビキのばーちゃん、宮崎アニメのばーちゃん、そっくりだったなぁ。

王と鳥―スタジオジブリの原点

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素晴らしい映画をたくさん作ってる宮崎さんも、いろんな作品から学んで、今があるんだなぁって思う。でも、彼が凄さって、ビデオ以降の世代には、本当は判らないのかも知れないな。今はDVDやHD録画、携帯録画で簡単に映像を残せて、何処でも見れて、何度でも再生できるのが常識の世界だけれども、当時なんて、一度逃した映画やテレビ放映って、今度いつ見れるのか、いや殆ど絶対二度と見れないものだったんだよね。それを一度で脳裏に焼き付け、自分のものにし、アウトプットできる才能。当時にしても稀有だろうけど、この便利な時代に生まれると失ってしまう能力なのかもしれないなぁ‥‥。

D
ふぅ〜、やっぱり放映見ちゃったよ。うっとり。カッコイイなぁ。面白いなぁ。アニメだなぁ。映画だなぁ。小道具から背景まで手を抜いてないなぁ。そこかしこに名台詞だらけ、脚本構成完璧や〜♪
やっぱり日本アニメは面白いよ(^_^)♪ もっともっとスゴイの見たいよな!

ぽち本当に有難う御座います。更新の励みであります。メッセ頂いたみなさま、お返事遅れたままで、本当に申しわけありません。お返事必ず‥‥m(_ _;)m