-放浪腐女発酵観察日記- ブログ版

オタな海外放浪貧乏旅行者の腐女子覚醒日記。SF,ロボット、天文好きな皆既日食ハンターの筈が、ある日うっかり腐海に墜落。やおい免疫あったが仇のBL大発症。急遽、隔離病棟設置。こちら腐れ外道blog。 ダダ漏れ萌えと、オタク独り語り、阿呆バックパッカー海外貧乏旅行バカ話しか御座いませんが、お暇ならごゆるりと(^_^;)  ★はてなダイアリーがメイン。こちら同記事の予備です(๑╹◡╹๑) http://d.hatena.ne.jp/kokuriko-fufu/

誰が為の「アラビアの ロレンス」?

kokuriko-fufu2012-04-16


誰が為の「アラビアのロレンス」?



CSで放映していたので、人生で何度目かの
映画アラビアのロレンス視聴。最近は「完全版」が出回ってるけど、観るたび思い出してしまうのが、昔々、シリアに住んでいた頃、シナイ帰りに寄ったヨルダンの安宿のオンボロ白黒テレビで観たバージョン。電波の状態が悪くて、全シーン天然砂嵐付きってな位、画面が悪かったんだけど、まさにこの本場中東で、しかもアカバ帰り&ダマスカス行きの途中で、この映画が観られるたぁラッキー、なんという臨場感♪ って思って見てたら、なんか記憶と違う‥‥。ど〜も話が進むにつれ、登場人物もストーリーすら違ったシロモノになっていくのであった(笑)

何度も観てた筈なのに記憶にない登場人物、軍服を着たアラブ人の若者(どーもカダフィーに似てた気がするんだがよく憶えてない)が、苦々しくロレンスを見つめるアップってシーンが何度も挿入されてて、ロレンスが活躍するシーンは殆どカットされていたよーに思う。確かに、アラブからして観れば、彼は英国二枚舌、いや三枚舌嘘ツキ外交の象徴だから、気持ちは分かるんだけど。でも、じゃ、これ、アラブ版なんだ‥‥って素直に思えなかったのは、なぜかヘブライ語字幕付きだったから。ってことは、ヨルダンじゃなくて、お隣、イスラエルのTV局の電波だったのだろーか? なら、なんの為に、わざわざアラブ贔屓編集で流してたのか? まさかアラブ系TV局からのイスラエルへの宣伝工作? 無駄無駄無駄やろ(^_^; 誰が何のために? もしかしてまじカダフィー登場版のリビアの電波? ‥‥今でも謎の謎。音声の吹き替えは、アラビア語だった記憶が‥‥それとも英語のままだったっけ? 途中で電波砂嵐が酷くて、残念ながら最後まで観られなかったけど。あの結末が知りたいよぉ! 次の日、帰り着いたダマスカスは、十数年ぶりっていう大雪が積もっていたなぁ。


何度か再放送があるので張っておきますw


シネフィルイマジカ
アラビアのロレンス 完全版 放映
04月16日(月) 14:30〜18:30
04月28日(土) 09:00〜13:00
05月20日(日) 17:00〜21:00
06月05日(火) 10:00〜14:00
06月11日(月) 16:30〜20:30
06月23日(土) 07:00〜11:00
06月27日(水) 13:00〜17:00
http://www.imagica-bs.com/program/episode.php?prg_cd=CIID125009&episode_cd=0001&epg_ver_cd=06&epi_one_flg=index.php

T・E・ロレンス (1) (ウィングス文庫)

T・E・ロレンス (1) (ウィングス文庫)

神坂智子さんの漫画『T.E.ロレンス』の後書きでも、昔、トルコで『英国の密偵ロレンス』って題名で公開されたって記述がありましたっけ。この映画でのトルコは単に悪者だしね(^0^;) 捕虜となったロレンスが、トルコ軍人によって裸にされて鞭打たれ、挙げ句れいぷされてると云われてるシーンもありますが、やっぱりソコはカットされたトルコ版とかだったのかしら?ヽ(・_・;)ノ

T・E・ロレンス (2) (ウィングス文庫)

T・E・ロレンス (2) (ウィングス文庫)

漫画『T.E.ロレンス』は今は文庫になってますな。中東の歴史が簡単に頭に入ってないと、ちょいと取っつきにくいかも知れませんが、腐女子ならば、ぜひ一読を。この漫画のロレンスには、ハムディっつうアラビーな恋人がいますw 実在の彼にもおそらく男色傾向はあったようですが。ま、同性愛は「英国(寄宿学校)の悪癖」て云われてる位だからね、かの国のその階層では別に珍しくもないかと(。-∀-)w 

T・E・ロレンス (3) (ウィングス文庫)

T・E・ロレンス (3) (ウィングス文庫)

そうそう腐ったサイトとして、まずはこれを張っておかないと♪


対訳による「アメリカ版やおい小説紹介ページ」
アラビアのロレンス スラッシュ
「炎に飛び込む蛾のように(Moth to the Flame)」01/Sep/2002
著者:Madelyn Scott

http://www.fou.com/slash/loa_mtf.html
ちなみに、ロレンス受け/ファイサル攻め(笑) 一応、あちらでのレートは18禁のようですが、日本のBL感覚からすれば可愛いものですw 英語の勉強にどうぞw


"Is it true? You have never been touched by man or woman before?"
「本当なのか? 君が今まで誰にも、男だろうが女だろうが、触られたことが無いというのは」
"Never." 「ええ。決して」
"Then I have won as precious a prize here tonight as Damascus itself."
「ならば今宵の私は、ダマスカスに劣らぬほどの貴重な褒美を、この手に収めたことになるのだな」

T・E・ロレンス (4) (ウィングス文庫)

T・E・ロレンス (4) (ウィングス文庫)


アラビアのロレンスを探して  
http://homepage3.nifty.com/yagitani/index_ja.htm


日本語のファンサイトというか、ロレンス研究まとめサイト。云うまでもありませんが、やおいサイトではありません(笑) 時間を作って、読もうっと。

アラビアのロレンスを探して―揺れる英雄像 (20世紀メモリアル)

アラビアのロレンスを探して―揺れる英雄像 (20世紀メモリアル)

松岡正剛 千夜千冊 遊蕩篇
トマス・エドワード・ロレンス 知恵の七柱 1969〜1971 平凡社東洋文庫
 T.E.Lawrence : Seven Pillars of Wisdom 1935 柏倉俊三訳
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1160.html


読書指南サイトですが、ロレンスの生涯がざっと紹介がされてて面白いです。あ、彼が序文書いたロバート・グレーブスの本持ってましたぜ、当時の「ロレンス展」行きましたから。この方、神坂知子さんとも対談してたのかw

アラビアのロレンス

アラビアのロレンス

知恵の七柱 (1) (東洋文庫 (152))

知恵の七柱 (1) (東洋文庫 (152))

本当にアラブは難しい。中東は難しい。日本は西欧のようにはその歴史に関わってない分、アジアの近代に触れるよりは中立でいれるかもしれないども、それでもなお難しい。中東の地が西欧列強に今も蹂躙されているのも本当だけれど、ある意味、植民地時代よりも貧しくなったり、行き過ぎた宗教原理主義が横行したり、酷い独裁政府に市民が苦しめられてるし、でも裏で民主政権つぶして独裁者を作りだし支援してるのも西側で、アラブは野蛮なテロリストと罵りながらテロを生み出す占領を続けさせてるのも西側で、テロの何倍も戦争で中東の人たち殺してるのも西側で‥‥で、あっちから観れば、日本も西側なんだよね。ま、日本人は嫌われてはいないけど。白人やアメリカと善戦したってだけでもタイしたもんらしい。でもなんで、米国に尻尾振るんだって言われるけどな(。-_-。) あんたらだって仏や英には今だに弱いくせによーっ(;¬_¬)
アラブが見たアラビアのロレンス (中公文庫)

アラブが見たアラビアのロレンス (中公文庫)

アラブの革命、アラブの春と云われて数年。かつて、ふらりと訪れたにも関わらず、温かく受け入れて貰った地から伝わってくる血生臭いニュースに、内心じたばたするしか何も出来ないのだけれど。いつかまたダマスカスの葡萄が食べたい。豊かなるシャームの地にどうか自由と平穏を。
こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと

こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと

オマケ扱いになっちゃいますが、上はオランダ人ジャーナリストによる中東報道についての本。今までの中東関連本の中で一番頷ける一冊かも。メディアリテラシーの面からも必読。