本物の死海文書の隣でエヴァンゲリオン見た&異国で浮世絵と24年組に出会った感動w(^-^;;;;
すまん、今日もオタクな記事だ。
しかもまた押井守とか庵野秀明寄りの、語りたがりのタチの悪いオタクだ(^-^; なるべくこのblogではさらっと流そうと思いつつ、『スカイクロラ』とか見たり読んだりしてると、ど〜も、オタクとバックパッカーの血が騒ぐ‥‥(^-^;)boko☆*\(-''- ;) いかん、腐女子blogを標榜しておいてこれでは、たしなみに欠ける。m(_ _;)m
今日、こういうニュース見ちゃったもので。
2008年08月28日 16時30分00秒 GIGAZINE
あの「死海文書」がNASAの技術で解読され、オンラインで公開へ
http://gigazine.net/index.php?/news/20080828_dead_sea_scrolls/
聖書の謎を解き明かす鍵、2000年以上前に書かれた「死海文書」公開
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080515_dead_sea/
- 作者: フィリップ・R.デイヴィス,フィリップ・R.キャラウェイ,ジョージ・J.ブルック,Philip R. Davies,Phillip R. Callaway,George J. Brook,池田裕
- 出版社/メーカー: 東洋書林
- 発売日: 2003/11
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あれ? 一昨年の現地で、当時から常設展示されてたよ?
イスラエル国立博物館の特別別館に、死海文書。ニュースだとなんか、今年から特別公開みたいなこと書いてたけど、また別の新文書なの?
死海文書見てきたよ! ヾ(^▽^)ノ
んで、死海にも浮かんできたし、文書が発掘された現場にも足を運んだ。ガリラヤ湖も一周したし、ついでにシナイ山も登ったしなぁ。宗教史的観点とゆ〜より、やはりオタク的興味からか(笑) エヴァ好きのサガよw
- アーティスト: TVサントラ,アレクサンダー・ラハバリ,新スロヴァキア放送フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: キングレコード
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ああ、本題、本題! 前置き長いんだよ、いつも。
死海文書の展示別館のある某国立博物館の本館で、その時、日本現代美術の展示会をやっていた。結構な規模で質も高かった。
「ライジングサン・メルティングムーン」
http://www.imj.org.il/eng/exhibitions/2006/sun/index.html
ぜひ、↑クリックして展示写真見てちょ↑
一番下の地図に散らばっている青いボタンをクリックすると、会場内風景がパノラマで見れます〜♪
- 作者: 束芋
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ま、アプローチが、ちょっとキワ物扱いぽかったけどね(^-^;;;;
奈良美智さんの新作や束芋さん(凄いぞ)の作品に出会えたし、本物の春画初めて見たのは感動だったけれど(^-^;;;;
- 作者: 奈良美智
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オタク的に報告したいのが、この展示の一環として、会場の片隅のテレビで、新世紀エヴァンゲリオンのDVD上映していた! ええ、現代アートの一角を担って♪ モノホンの死海文書の隣(の建物)でだよっ!(笑) ちょっと感動したねぇ。日本人として。オタクとして。 <そこに一番感動してるところで、私の人生終了してるwヽ(´ー`;)ノ
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上映されてたのは、TV版1話分弱位のループなんだけど、ミサトさんが、シンジくんに、あなたが守ったのよって、第三新東京都市を見せるとこあたりだったか。
他は、「蛍の墓」も。焼夷弾が降って来る空襲シーン、この国で見ると洒落にならんで怖かった(●_●;) 「ヴァンパイアハンターD (旧作版)」もやってたかな?
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イ◎ラエルって国に関しては、色々微妙なとこなんで発言は避けたいけれど
こういうセンスはあなどれないわ。さすが。
アラブとイスラエル パレスチナ問題の構図 (講談社現代新書)
- 作者: 高橋和夫
- 出版社/メーカー: 講談社
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そのイスラエル、ハイファにはティコティン日本美術館ってのがございます。元は個人所蔵のコレンクションだったらしく、規模はやや小さめですが、日本政府ともつながりが深く、かなりきちんとした日本美術館です。古い掛け軸、日本画や仏像、国外流出してしまったのが惜しいようなレベルの美術品も多く所蔵されてるんだけれど‥‥。
- 作者: 辻惟雄
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
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訪問当時は、残念ながら改装中だったけれど、一部スペースで、なんと、日本の少女マンガと本物の浮世絵の同時展示が! 世界中を魅了する日本サブカル。そのオリジン、浮世絵。その正統な末裔、少女マンガ! しかも、主に「24年組」中心!( ;∀;) (若いお嬢様がたには今一ピンと来ないネタでしょーか(^-^;;;; )
萩尾望都「ポーの一族」「トーマの心臓」 山岸涼子「日出処の天子」 竹宮恵子「風と木の詩」 大島弓子「綿の国星」‥‥etc etc
- 作者: 山岸凉子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1994/03
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海の外の思いもかけないとこで、いきなりこんなのに出会ったら。彼女たちの漫画を読んで育ったファンとしては、ただ感動で震えるしかない‥‥。
その開いたページがツボで、しかも丁寧な英語とヘブ◎イ語の翻訳の添付まであった‥‥ Σ(; ゚Д゚)
こ、こ、ここのコーナー企画した学芸員はどいつだっ!? 出て来い! できるな、おぬし。o(>_<*) もぉ尊敬する。お友達になって下さいっ!*゚∀゚)*。_。) もっと写真撮ってくればよかった!
- 作者: 日比野秀男
- 出版社/メーカー: ぺりかん社
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リニューアル・オープンのエキシビジョンは、漫画とアニメ・フェアとかゆってたし(☆_☆) キラーン!!
ええ、漫画やアニメ、その系譜から生まれたゲームって、まさに世界に誇る日本文化の結晶ですぜっ! ぜひ、見たかったなあ。勿論、本館展示の浮世絵や日本美術も見たかったあーっ!
- 作者: 山口康男
- 出版社/メーカー: テンブックス
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この美術館は、地中海を見下ろす小高い丘の上にあって、とても眺めが良い素敵な場所なんだけど、北の国境に近いの。ちょいとまえのレバノンとの紛争で、ミサイルが飛び交っていた時、BBCのレポーターが、このすぐ近くからレポートしてた。
私の訪問当時も、戦闘服に身を包んだ、おそらく12,3歳の女の子たちが、本物のライフル銃を背負って普通〜に楽しそうにおしゃべりしながら歩いてるのを何度も見かけた。この地の事情は多少は知っている。けれども、それでも、まだ幼い、あどけない笑顔に胸が詰まる。こんな幼い子ども達に、なんで銃持たせなきゃならんのか。
- 作者: 斎藤環
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三次元の戦闘少女か‥‥日本の萌えアニメぢゃあるまいし、そゆのは二次元だけにしといてくれ‥‥って、見てるこっちは、地中海の日差しの中、暗澹たる気持ちになったけど。実際、こういう場所があるから、現実があるから、少年少女が闘う日本のアニメの戦闘シーンが、その反戦的構図にも関わらず、洒落にならん、暴力的だと非難されるんだろうか。
- 作者: イシメール・ベア,忠平美幸
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ま、なんてーか、オタクばっかしてたわけでも(^-^;;;;
エルサレム、ベツレヘム、ナザレ、ガリラヤ湖、マサダ、アッカ他、ユ◎ヤ、キリスト教のメインの史跡一通り回った。イエスが水をワインに変えた奇跡の地(御堂さんが行きたがりそーw)カーナまで行ったし。紅海を渡って、エジプトではシナイ山でご来光を拝むというベタなコースを(^-^;;;; そして、なぜか紅海の海辺で「ダビンチ・コード」を借りて読んだっけ。ご当地で読むとパリが舞台なのが笑えた(笑) ヨハネによる洗礼の地だけは軍の交通規制で行けなかったけど。
- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
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- 発売日: 2004/05/31
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個人的おススメは、聖マリア教会の世界各国版、お国柄丸出しモザイク画と、史上最大の寝取られ男、ヨセフの養父教会にある大工見習いの少年イエス(美少年〜♪)の絵画だな。あれは一見の価値あり!.。゚+.(・∀・)゚+.゚w
世界遺産 【イスラエル/ヴァティカン市国・ローマ編】 [DVD] JPSD-010
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そのせいかな〜んかSS書くと、バテレン系になっちゃうのよ。恥ずかしいわね。まぁ、日本人の無知で宗教的怖いもの知らずのいいかげんさで、あの世界を萌えに無責任変換するのって面白いw 預言だの堕天使だの、中2の王道www その辺りが面白くて、イザヤ書とか詩篇とか、萌え妄想視点でぴろぴろ読んでいたら、こういうニュースが目にはいってしまった(笑)
ウッカリ読んでしまったひと、ご勘弁。m(_ _)m
- 作者: ロバートブレア,ウィリアムブレイク,Robert Blair,William Blake,出口保夫
- 出版社/メーカー: 早稲田大学出版部
- 発売日: 2000/02
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top絵は、「天使たちに守られる墓のなかのキリスト」 ウイリアム・ブレイク 1805