‥‥すみません、また手抜き更新です (o_ _)o
だめだ、まだあたまがはたらかないよ‥‥
明日はなんか腐女子目指して日記書きます(;_;)
ああ、キチメガLOVEについて語りたいのにーっ!
Spray戦略の話もほうりっぱだ‥‥。
なんだか、御堂さん生誕祭に萌え過ぎて、
現在、ちょっと萌えが不足してるらしい(笑)
あ、最近読んだこのふたつ、凄く面白かったです。
三浦しをんさんと、よしながふみさん。
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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腐女子のポーラースター、いや、孤高の天狼星というべきか?w
三浦しをんさんの直木賞受賞作。
あ、レビューじゃないです、独り言(^-^;;;;
私にとっては、まだ二冊目の小説。
読み始め、ちょっと意外でした。
とっても面白いのだけれど、これが受賞作?と。(って先入観があるのがイケナカッたか)
文体に嵌りきらない位にキラリと光る表現やら、ありがちな設定に油断してると、するりと、しをん世界へ引っ張ってかれてしまうよな展開はうまい‥‥んだけれど‥‥まだ、直木賞ってほどに、バランスが取れてないんでないかなぁと。でも、最後まで読むうちに、みるみる納得w。大変失礼ながら、この一冊の間に凄く上達されてる。
一見、ライトノベルのようだけれど、それが軽いというのなら、その軽さに意味があるのだ。今という時代のつかみにくい部分を、世相と人間関係のゆるやかな変質を、しっかり表現していると思う。
いやその、照れて‥‥つい、技術的なことへ語り逃げしちゃうけど、‥‥とても愛しい小説です。好き。ぽ。
ちょっくら青臭い芥川賞のように、直木賞が作家の可能性に賭けても良いじゃないか!w
この受賞によって、『仏果を得ず』が生まれたなら意味があるってものです。
たかが賞かも知れないけれど、やっぱ冠にゃあ色々意義があるw
なにより、BL好きだと公言されている直木賞作家がいるって心強いではないですかww
ええ、BLとしても、萌えるぜ、これ!!♪+* ヽ(´▽`*) +*
直木賞作品って、毎回ちゃんと読んでいるわけではないけれど、好きな作家さんが取るとやっぱり嬉しい。
でも、敬愛する篠田節子さんが『女たちのジハード』で取った時には、勿論実力的には何の文句もつけられんが、なんか含むものを感じたり。(ーー;)
所詮フェミ作家と、囲い込んで貶めようと‥なんてとこまでは言わないが‥‥確かに、男性作家に取ってあの人はちょっと怖いよね? 男がガッツり仕切ったジャンルの壁をドッガンドッガンぶち壊して、なお各ジャンルで一流で通用するもの書くから。だから、『聖域』『弥勒』あたりで取って欲しかったなぁ。
エンターティナーを標榜しつつ中世修道士のよーなあのストイックさが堪らないけど、最近また作風が変わりそーで、今後ますます期待中♪
- 作者: 篠田節子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1994/04
- メディア: 単行本
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それから、コバルト出身の作家で、大好きな山本文緒さんが受賞したときも、嬉しかったけれど、「もう?!」って思った。ちょっと早すぎないか、って。
確かに『プラナリア』は文句のつけようのない直木賞作品だった。絵に描いたよ〜なww
って、思ってたら、インタビューで山本さん、恐ろしいことを言っていた‥‥。「物凄く賞が欲しかった、友人何人も失うほど、死に物狂いで作品を書いた」と‥‥そこまでは良いんだけれど。
「読者が読みたい作品でなく、自分が書きたい作品ではなく、直木賞を取る為の作品を書きました」
ひっえええええええええええ!!!
な、な、なんつぅ!
ってこれ、直木賞は、読者の読みたい作品でも、作家の創作魂や自発性を促すもんでもない、そー^ゆぅ賞の為の賞、単に選考のための「型」にハマりゃー取れるって言ったよーなもんで‥これ以上の賞批判ってないとも取れる発言でわ‥‥恐ろし恐ろし‥‥。惚れるわw
って、思ったら、長く休筆されてしまって‥‥。
色々あられたようですが、待ちかねておりました、復帰作『アカペラ』! 面白かった。今後も期待だーっ!
- 作者: 山本文緒
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1999/04
- メディア: 文庫
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同じよーに、ジュニア小説出身の直木賞作家ってーと、桐野夏生さんも大好きだーっ!
いやぁ、ほんと、この方はすげぇ。『グロテスク』なんか肉厚ってか、作家の格が違うってか。『OUT』がエドガー賞候補になったように、確かに海外へ出てオカシクナイ恥ずかしくない。
(本っ当に日本の小説は面白いぞ! アニメ・ゲーム・マンガだけぢゃないんだ。サブカルが先触れになってどんどん小説も翻訳されて海外へ出て欲しい。バナナとハルキだけぢゃないんだ! それこそ政府が「翻訳の家」でも建てて翻訳者を育成してくれ!)
最近寡作なのが寂しいけど相変わらず質は高いし。もしかして断筆宣言か!みたいな発言もあったから、書いて頂けるだけで嬉しい。近作『東京島』も早く読みたい。
あ、今、wikiで調べて‥‥以前、マンガの原作もされてたのか‥‥しかも、なんと森園みるく女史の! わぁお。(゚∀゚;)
- 作者: 桐野夏生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/06/14
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そーいや、今読んでいる『赤朽葉家の伝説』の桜庭一樹さんも、ラノベ出身の女性作家か‥‥。
受賞は『私の男』だったっけ。この方のも面白い。凄い! 最初、何か横溝と清張の間を繋ぐような感触があったが‥‥戦後から高度経済成長期を駆け抜け、バブル崩壊まで、こうも見事に「昭和」を「時代」として折りたたまれ、広げられちまうと、ただ舌を巻く。生きた人間の血を使い時代を描ける筆力‥‥というか。男性名だが誰よりも女だ。あなたを待ってたぜ! この人のも全部読むわ。
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/12/28
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私の好みって、やっぱ偏ってるのだろーか。ヽ(^_^;) ノ
いえ、一応純文学系も男性作家も読みますぜ?
でも、面白いって思う作品って、最近はやっぱりエンタな女性作家のものが多いなぁ。
次の受賞は、やっぱ有川浩さん以外ねーだろ!ヾ(*ΦωΦ)ノ
ラノベ作家の肩書きに誰より誇りを持つ彼女がイヤだと言っても獲って欲しいわ!!
きっと、編集さんはその気だよ。『阪急電車』w
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/02
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はっ。
なんか暴走しているぞ、俺。
こ、ここは、腐女子ブログだろう?!?!
いや、御堂さんお誕生日で、やや萌え過ぎて萌え尽きてたから、ちょっと一般小説へ逃避していた‥‥(笑)
BL的に、仕切りなおして!ヽ(^_^;) ノ
- 作者: よしながふみ
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そして、ずーっと気になっていた、よしながふみさん。
三浦しをんさんおススメの『ジェラールとジャック』か、アニメで見た『西洋骨董洋菓子店』を読もうと思ってたんだけど、つい、これに手を出してみました。
『大奥』 実は、全然予備知識なくて読んだんですが。
うっ。面白いぃいいいい!!・゚・(ノД`)・゚・。
反転ジェンダーものは、割と読んできたと思います。
軟派なりにSF好きで、ル・グインとかティプトリーを通り、ブラッドリーは大好きだったし。日本のフェミ系は知らないけれど。
荒唐無稽な設定を噴飯物にさせず如何に読ませるか。
作者の技量が丸出しになる、怖い世界さ。
おまけに時代物! 設定や資料集めがそりゃ大変だよね‥‥。
というのに‥‥このリアリティーの手触りは凄い。
そして‥‥美しい。この様式美、そして人間模様!
吉宗に惚れたっ!(笑)
まだ私は1巻までしか読んでないのですが‥‥。
ううう、先が楽しみ過ぎるっ!
最近、マンガが読めない体質になってしまっていたのですが、その私の眼もガッツり惹き寄せてくれる画面構成に唸ったぜいぃ! そしてまた見せ方ってか、ページを捲らせる呼吸がうっめぇなぁ。
一時期、歌舞伎の三階席に通い詰めた事がありますが、なんだか大向こう気分で、マンガ読みながら掛け声かけそうになったわ〜♪ よっ! よしなが屋っ!!
先月、私が腐り始めたことを知った友人が、このよしながさんと川原泉教授&羽海野チカ さんとの、やおいをめぐる対談記事をくれたんだけど、それもとても面白かったし‥‥いやぁ、もぉ、この人の作品も全部読むしかねーな。
で、よしながふみさんと三浦しをんさんって、なんだかこう‥‥大島弓子さんと吉本ばななさんみたいな関係だなぁ‥‥って、ちょっとだけ思いました、まだ全然読んでないんで単に勝手に突発的にだけど (^-^;)boko☆*\(-''- ;)
って、ただ、雄たけびたかっただけ、雄たけびました!
すみませんっ! ε=ε=ε=ε= (;^-^)
明日からまたキチメガに戻れるわ、これで(笑)