今更この続きが書きたくなって。もぉみな松浦補完計画様のせい。あんなピエタとか見せられて、この感動をどうしたら‥‥(;_;) 本当に有難う御座います。この殺意の膜を張った松浦的愛をどうしよう!・゚・(ノД`)・゚・。しかし、なぜかメガミド。松浦SSにならないのは私の萌え人格が破綻かつネジくれているせいですヽ(。_゜)ノ〜*@+
<注意> 暗いよ、エロくないよ(やってるけど(;^^A )。サービス精神皆無だよ。小説下手くそでごめんなさい。練習させてくれヽ(´ー`;)ノ
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< Agnus Dei アニュス・デイ> <1>
でもあんまり繋がってないってか、<2>だけ読めばOK(^-^;;;;
< 半身 - hemiplegic - > 佐伯克哉視点はこちら。
メガミドSS 嗜虐の果てへ 御堂孝典視点 <2>
< Agnus Dei アニュス・デイ> <2>
一稿
玄関で物音がした。 主人面をしてこの部屋に棲みつき、飼い犬の面倒を見るように私の世話をする男が。 近づく足音の振動を捕らえるだけで、 ぞくりと背筋を駆け抜ける悪寒。刻み込まれた恐怖に皮膚が泡立ち沸騰する。この瞬間にも肌に纏わりついて離れない淫猥な記憶が融け始め、重く腰に熱を集めてゆく。 「どうしました、御堂さん。珍しくいい子にしてたみたいじゃないか」 外の匂いを纏った佐伯が、スーツのまま現れる。破れたシャツ一枚で転がされている私を見下ろし、唇を歪めた笑いと舐めるような侮蔑の視線をぶつけてくる。 「ハンドカフスより鎖のほうがお好みでしたか」 振り払おうと力を入れた瞬間に、きつく手首の鎖を握り返され、力任せに引き摺られた。眇められた目に暗い炎が点り、見る間に温度を上げてゆく。 「なるほど。きっと、これもお好みなんでしょうね」 風を切り、皮の鋭い音が鳴った。 最初に感じるのは痛みではない。 「あんたはまだ自分の立場って奴を知らないようだ」 知っている、この男に逆らうのは愚かな行為だと。だが、苦痛ならばまだしも耐えられる。それだけならば、恐れずにすむものを。 「忘れるな。あんたの運命は俺が握ってるんだ」 思うさま打ち据えられ、床に転がれば、抗う間もなく佐伯がのしかかって来る。 「放せ! 誰がおまえなんかに‥‥っ」 私の抵抗を力任せに押さえつけ、鞭の痛みに火照る肌の上を佐伯の指と舌が容赦なく這い回る。耳元で艶めいた声が囁く。私の身体がどんな猥らがましい反応をしているか、逐一、口に出し羞恥を掻き立てる。指先が粘ついた水音を立て、その言葉が事実だと悟らせる。 ただ私を卑しめる為に。 執拗に抵抗を続ければ、ハンカチらしき布を口に押し込まれた。背中の上で、着衣のままの佐伯がベルトを外す音がする。腰を引き寄せ、この身体を仰向けに返すと、受け入れさせる準備もせぬままに力任せに突き入ってきた。 「くれてやるよ、あんたが欲しがってるものを」 神経に直接刃を突き立てられるような激痛に痙攣する。その一瞬、意識を奪われ、なにもかもが白く焼き払われる。 「哭けよ」 それまでの人生の全てを砕かれ、死ぬほどの恥辱を味合わされた最初の陵辱行為。恐らくそれを佐伯は再現しようとしている。だが、ここまでならば今は耐えられる。まだ。巧みに揺すられ、内部を突き上げられる動きに全身が震えだし、あの感覚が押し寄せてくるまでは。苦痛よりも恐ろしい悦楽の波が。 「嫌だ‥‥止めろ‥‥止めてくれ」 息を詰まらせる布を取り払われる。私の呼吸の為でなく、私の哀願を聞くために。拒絶の言葉を繰り返しながら、洩れそうになる喜悦の声を歯を食いしばって耐えた。それでも吐息に色がつき始め、佐伯の嘲弄を含んだ声がそれを暴き立てる。お前は我慢の利かない淫蕩な身体の持ち主だと。 違う。以前の私は酔うことすら嫌った。 その私の手から、理性どころか、最後の人間性すら奪い取り、優しさにまがうほどの執拗さで圧殺してゆく。 「身体のほうは快楽に忠実だ‥‥認めろよ、俺が欲しいって」 性の快楽に吝嗇であったとは言わない。ただ、それは与え、翻弄し、相手の反応を愉しむものであり、自ら耽溺することは避けてきた。それで十分だった。 しかし佐伯が一方的に暴き立て、注ぎ込むこれは、魂すら焼け焦がす、何か全く別のものだ。理性も意識も外界と己を繋ぐ何ものを何も残さない。最後の命綱すら失い、私は足掻き、ただ溺れる。 しがみつけるのは、ただこの悪魔の背中だけ。死んでも縋るものかと、血が滲むほど拳を握り締めようとも、身体がこの意思を離れて、男の律動に合わせて蠢く。喉をよじり、獣の咆哮を上げ、絶頂という断末魔へ煽られてゆく。 「あんたはもう俺の所に堕ちてくるしかないんだ」 激痛の鏃の先に毒のようにまぶされた悦楽が次々と打ち込まれ、あり得ぬほどの深部へ易々と届く。身体は融けてゆき、毒そのものと化して内側から熱く爛れるように自我を冒してゆく。 違う。 求めてなどいない。こんな私は知らない。この身体は既に私ではない。私のものではありえない。 誰でもいい。 この身体と感覚がお前の思惑通りに作り変えられたとしても。何を犠牲にしても。例え代価が魂であっても。 貴様だけには屈しない。私自身を懸け、拒み通して見せる。 排泄を終えたとでも言った様子で身体を離した佐伯を睨み付け、縺れた舌に言葉を乗せる。 「貴様に従う位なら、死んだほうがマシだ」 私は認めない。 どうして私なのか。 頭上に振り上げられた鞭の先が、風を切る間もなく首筋に突き刺さった。私の肉の上で革鞭を折ろうかとでもするように、がむしゃらに振り回される腕。まるで幼い子供のように薄青くすら見える白眼が、銀枠のレンズの向こうで怒気を含んで揺らぐ。 一体、何が気に入らない。これ以上、何が欲しいというんだ‥‥ 陵辱の残滓を拭ってゆく激痛に、ただ身を委ねた。体内の疼きが鞭痕に焼かれ消えてゆくことに安堵すら覚える。苦痛に涙が流れるにまかせ、堪える間もなく悲鳴を吐き出す。 快楽以外の感覚に抗う気力はもうない。力任せの強打に倒され、頭部を打つ。意識が遠のいてゆくが分かる。気を失えばまた奴に何をされるか‥‥だが、自分を呼び戻すことにも疲れた。 だからもう、追放してしまいたい。 私から私を。 虚ろな音を立てる残骸のような肉体から、逃げることもできず、ただ私は墜ちてゆく。 心よりも遠い場所へ。
男が帰ってくる。
帰ってくるのだ、やって来るのではなく。
衣擦れの音を聞くだけで、全身が反応する。
感覚のすべてが肉体に、あの男に繋がれてゆく。
ふいに鎖で縛った両手首を引き寄せ、痺れた指先に恭しいとでもいった素振りで口付けをした。ベッドに繋がれた足は開かれ、縛られたままで、蹴りつけることも出来ない。
ここ数日、佐伯の気に入りの玩具は鞭だ。
乗馬用の短めのそれを、手の中で弄んで、しならせ、容赦なく振り下ろす。
空を切り裂き、私の胸へ、背へ、脚へ。
火箸を押し付けたような灼熱感と、肉を伝わり骨まで響く振動。炎が走るように熱が、呑み込んだ息の中で痛みに変わり全身を貫く。食い縛った奥歯が揺らぎ、呼吸が奪われ、胸の奥で肺までが焼ける。
髪を掴んでうつ伏せにされ、剥き出しの恥部へ当然のように手が伸びてくる。忌まわしい愛撫。恥辱を与える為の接触をそう呼べるならば。それでも濫りがましく集まる熱を散らそうと、無駄と判って拒絶の言葉を投げつけ、身をよじる。
それが男の嗜虐心を煽るだけと知っていても。
理性や意識を奪い、薄れさせるものはすべて厭わしかった。友人たちが当然のように嗜む薬物は無論、ワイン以上の強い酒すら避けた。酩酊することは怠惰であり、罪であると思っていた。
叫ぶ心の奥から問う声がする。では誰のものだというのか。
誰でも構わない。
この男の物以外でありさえすれば。
おまえの前では、心でさえ自由でないなどと。
その問いに答えを持たないおまえの前で。
to be continued.. Next<Agnus Dei 3>
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すみません。ジョバンニが一晩で頑張りましたが、こんな出来でごめんなさい‥‥ ○| ̄|_,
ってか、でもなんでメガミド。多分、御堂さんと松浦って、私の萌えの中ではグラデーションなの。<どういう意味だ? いや多分三つ揃いクール・ビューテイ的な意味で、表裏でも一心同体でもないけど、繋がってるらしいw
おまけに、色々諦めた。<1>から、ロザリオの伏線で、神の数多の美名とかのネタで続けるつもりが、ボツ。あのネタって伴天連ぢゃなくて、ウッカリしたわ、別のアノ教徒のほーだった! 怖くてネタにできんわ。伏線丸投げ〜。(ノToT)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・ ってことで、全然別物になりました(^-^;;;;
え〜〜ん、やっぱ俺にエロって無理だわー! 何度も諦めたけどやっぱりエロ的に負け犬ー! でもね、一度徹底的に才能のなさを思い知ってみたかったの!・゚・(ノД`)・゚・。
いやぁ、すっぱりアキラメがついたよ!!.。゚+.(・∀・)゚+.゚w
い、いかん、松浦エチャに夢中になってしまって、更新遅れました。.. すんません。m(_ _)m