-放浪腐女発酵観察日記- ブログ版

オタな海外放浪貧乏旅行者の腐女子覚醒日記。SF,ロボット、天文好きな皆既日食ハンターの筈が、ある日うっかり腐海に墜落。やおい免疫あったが仇のBL大発症。急遽、隔離病棟設置。こちら腐れ外道blog。 ダダ漏れ萌えと、オタク独り語り、阿呆バックパッカー海外貧乏旅行バカ話しか御座いませんが、お暇ならごゆるりと(^_^;)  ★はてなダイアリーがメイン。こちら同記事の予備です(๑╹◡╹๑) http://d.hatena.ne.jp/kokuriko-fufu/

太克SS 太一、お誕生日おめでとう!ヽ(^o^)ノ  って一日遅れ(゚∀゚;)

kokuriko-fufu2008-11-24

太一、お誕生日おめでとう!ヽ(^o^)ノ  
うっかり太克SS って一日遅れ(゚∀゚;)  




このうp主様もあふれる才能と太一への愛が大暴走中(笑) 
MEGAMILKに吹いた(笑) 御堂さん不憫w でもそのまつ〜らの使い方は如何なものかww オチの秀逸さには誰も突っ込めませんw あれ? そのコーギーちゃんって、やっぱりあの方のblogのわんこ?! 公式だっww



あ〜、太克SSって書けるかなぁ。ベストエンディング後ならニューヨーク。行ったのえらい昔だ‥‥セントラルパーク‥MOMA‥地下鉄‥スタッテン・アイランド・フェリー‥チャイナタウン‥イタリア人街‥ハーレムの安宿‥五番街ティファニータイムズスクエア‥ミュージカル‥ツインタワーはもうないか。ちょっと妄想してみます(笑)




彼らの‥ First day in NY。妄想OnLineうpしてみた。す、すんません。 
おい、俺! なんでこう‥‥折角のNY舞台だっつうのに、選りによってコレかよ!(ΦдΦ;) 初めての太一×克哉、何〜も考えずに書いたらこうなりました。もっとマシな場所がいっぺぇあるだろお!
意味ねぇ!(` ´#)ノ●~*! 



Our First Night in NY




「克哉さん、起きてる?」



二段ベットの上から、ひそめた声が落ちてきた。


ニューヨーク初日。ロスからアメリカ大陸をひとっ飛びに横断して到着すれば深夜に近く、中級ホテルはどこも満室だった。カジノで稼いだ泡銭で五つ星に泊ろうと言う太一を説き伏せて、二人で地下鉄を乗り継ぎ、なんとかお目当ての安宿へ辿り着いたはいいけれど。



「太一? 起きてるよ」



既に消灯された広くもない部屋には、鉄枠製の二段ベットが六台、ぎっしり隙間なく並んでいて、一台を除きどれもシーツを被った先客で埋まっていた。空港の案内所で紹介された時、安さだけが取り得のホステルだとは聞いていけど、想像よりも荒んだ外観と薄汚れた室内の様子に、正直、ちょっと驚いてた。太一の手前、顔に出せないし、もうこの部屋っていうかベッドしか残ってないなら仕方ないけど。



「眠れないね。西海岸とは時差もあるけど」



薄暗がりの中、先客たちと同じようにシーツにくるまり、空いていたベッドの下段に潜り込んだ。こもった汗とホコリの匂いが鼻につく。こんなに遠くまで来たっていうのに、まるで大学の合宿所に逆戻りしたみたいだ。溜息を押し殺しても、なお苦笑いがこみ上げる。太一も、これじゃ眠るしかないねと笑い、同じベッドの上段へ身軽な動作で姿を消した。おやすみを言った筈の太一の、さっきの声が聞こえたのは、しばらくたった後のこと。こちらも息をひそめて答える。



「時差ぼけより、このベッド‥‥っていうか、マットがスゴイから。これ、表面、アルミじゃないよね? 硬化ビニールってかプラスチックかな?」


「ほんとスゴイよね、このマットレス。ちょっと寝返り打っただけで、バリッバリ、アルミ缶踏んだみたいなデッカイ音するってどうよ。アメリカの安宿には何度も泊ったけど、こんなのは初めてかな。さすが、NY最安、一泊13ドル」


ひそめた息を吐き出すように太一が笑う。


「でも、これから住む場所を探さないといけないわけだし、すぐ見つかるとは限らないんだから、高いホテルに連泊はできないよ。少しでも節約しないとね」



太一が泊ろうって言ったホテルなんか、ツインで千ドル以上する所なんだから。いくらイカサマで儲けたお金があるからって、そんな贅沢していいわけないじゃないか。これから先、何があるのか判らないっていうのに



「ね、克哉さん、知ってる? NYでは、ホテルの代金はなんの値段って言われてるか?」


「へ?」


「命の値段」


‥‥いのち?


「払えるホテル代、イコール、自分の命の金額。ここはいろいろ物騒だからさ、セーフティも値段分なわけ。生きていたけりゃ金を出せってことらしいよ」


「ああ。犯罪の多い街ではそういうものなんだろうな。日本以外じゃ、安全と水はタダじゃないって言うけど‥‥」



言ってから気がついた。そうか。太一が高級ホテルに泊ろうって言ったのは、そういう意味もあったのか。安全の確保。確かに最近のNYは治安が回復したとはいうけど、地下鉄の駅からこのホステルまでの道は薄暗くて物騒な雰囲気だった。フードを被った男に後をつけられ、ヒヤッとして深夜営業のグローサリーに駆け込んだりもしたし。‥‥悪かった、かな。贅沢者もお調子者もいい加減にしろとか太一に説教しちゃって。



「‥じゃあ、今、オレたちの値段は13ドルか。ちょっと情けないかな」


「ダイジョブ、ダイジョブ、二人合わせれば26ドル。コンビニでお菓子が山盛り買える値段。NY名物ホットドックも死ぬほど食べてお釣りが来るよ」



なにが大丈夫なんだか。コンビニってなんだよそれ。息を潜めながら笑う。でも、太一の根拠の無い楽天ぶりは、人を責めない。いつも心を軽くしてくれる。



「端っことはいえハーレム・エリアだもんな。最近、ずいぶん治安も良くなったらしいけど、出かける時は注意しなきゃ。少なくとも26ドル分は」



二段ベットの上から、声と一緒に太一の右手が下りてくる。



「大丈夫。克哉さんは、俺が守るから、絶対」



それはこっちの台詞だと言いかけて、なんだか胸が詰まった。ふざけた振りをして真剣な声の響きが耳に残る。ゆっくり手を伸ばして、その指を握った。マットの音を立てないように、ただそっと。それでも太一の指先が少し温度をあげたような気がした。息を殺した声がまた降ってくる。



「ねぇ、克哉さん。このマットレス、なんでこんな音がするか分かる?」


「え? さぁ。そういえば、不思議だよな。安宿だから安物プラスチック製って思ってたけど、布製とか普通のマットの方がきっと安いよな‥‥ってことは、何か理由があるのか」


「俺、分かっちゃった。克哉さん、分かる?」


「え?」


「防止のため」


「防止って‥‥何の? 盗みとか犯罪、とか?」


「ううん。いや、それもあるけど。多分、一番は、俺が今、やりたいこと防止かな。な〜んだ?」



‥‥まったく、太一は。折角感動してたのに。



「いっぱいしたじゃないか、昨日も。ロスでもベガスでも」


「あは、もうわかっちゃった?」


「確かに、この音がするんじゃ、できないだろうね。そーゆぅこと」



例え他のベッドに人が居なくたって、そんなことしたら、きっとフロントが聞きつけて飛んでくる。少し寝返りを打つだけで、本当にアルミ缶が転がりまくるみたいなスゴイ音がするんだから。できたら明日中にもアパートを見つけて、出て行ってやるって気力をくれるくらいのスゴサ。それってベッドとしてどうなんだ。眠れないよ。



「でも良かった。そうじゃないとオレ止められないかも。他に人がいても、克哉さんのベッドに潜り込みそう」


「ばか!」


つい、大声を出してしまい、あわてて口を押さえる。動いた拍子にバリバリとマットがまた音を立て、どこかのベットから聞こえよがしに咳払いがした。口を押さえたまま、シーツに縮こまる。のん気な調子で太一は話し続ける。


「あ、この音って、何に似てるっかって、空き缶が転がってるみたいってか、ほら、新婚さんの車の後ろに、めちゃくちゃ沢山結ぶじゃん、空き缶。ジャスト・マリッド!ってさ。あの音、まんまだよね?」


え? まぁ、確かに、そっくりだと思うけど。


「そうか、オレと克哉さん、祝福してる音!な〜んて思うと、なんか楽しくない?」


「太一!」


し、新婚さんとかジャスト・マリッドとかって……男同士で、ナニ言い出すんだよ。暗闇の中でも自分の頬が赤く染まるのがわかる。だって眠れないんだもーんなんてぼやきながら、太一はこんなことを言い出す。


「キスしてよ、克哉さん。せめて」


「しっ。無理だよ、太一」



聞こえるか聞こえないかの低い声で答える。それに日本語なら周りに分からないだろうって油断してたけど、この部屋、日本人旅行者が居るかもしれないじゃないか。



「指先でいいから。ねぇ、克哉さん」



目の前にぶらさがったままの手が、ねだるように揺れる。



「してくれないと下のベッド潜り込んじゃう」



もう、太一はどこまで本気なんだか。それでも軽く身を起こすと、またマットレスが鳴った。それに紛れるようにちゅ、と音を立てて手のひらに口づける。途端、さぐるように唇を愛撫し始めた指先をお仕置きの意味で軽く噛んでやる。だから駄目だってば。



「おやすみ。イタズラ太一」



名残惜しげに引っ込んだ手を確認して、そっと姿勢を戻す。明日は早いんだし。それに‥‥こっちだってやりたくなっちゃうんだからな。刺激するな、もお。



「おやすみ、克哉さん。早く住むとこ見つけて、いっぱいしようね」


「ばか」



そうだね。明日から頑張って探そう。
この街で、二人で一緒に暮らす部屋を。



                      fin





すみませんでした。m(_ _;)m しょ〜もねぇ(゚∀゚;)
び、貧乏が染み付いた自分が情けない(T-T)  ええ、マットは実話。多分レイプと枕探し防止。NYで一番インパクトあった出来事だったり(-A- ;)  そのうち、二人が摩天楼の下を歩くとか、まともな話でリベンジしたいと思います、はい。LAは3回行ったけど、NYは3日だけ、しかもスペインから飛んできたんで。アメリカ苦手なんだ、英語しゃべれて当たり前の国なんか嫌いだ!(ノД`)ノ~┻━┻ ・'.::


あ、でも、長年安宿暮らししてますが、大部屋でやってるカップルに遭遇した事は実は皆無ですな。危ない目にあったこともない。意外にモラルはあるものよ。なまじシングルは密室危険だから。でも、一度だけ、寝てた二段ベットの下段でブラックな兄ちゃんに早朝一人えっちをされたことはあるか。ユッサユッサ揺れて、すわ地震かと思った(笑)


それにしても‥‥せっかくのNYなら、それこそ五番街とかよ。(;_;) ええお約束です、朝食でもなくクロワッサンでもありまへんが、真昼間、ティファニーのショウウィンドウの前でクッキー齧ってきちゃったゼ。ええ、日曜日は閉店でしたので(笑) 貴金属に興味ないけど、カポーティ好きなんだ。オードリーの映画も良いけど、ハッピーエンドではない原作がまた。特に旅から足を洗えない身には(笑) ホリーの名に寄り添うtravelingという文字が痛い。でも、まだ若い頃、旅好きの英国人にこの動詞を使ったら「君はまだトラベラーじゃないよ、ツーリストだ」と言われた。すんません。スナフキン位の旅人じゃないと見分不相応な単語らしい。今は‥‥ど〜なんでしょーねぇ。まだまだ、だわ。




メッセ&このバカボタンw有難う御座いました。*゚∀゚)*。_。)  反転お願い致します。
Cannaさま
いつも有難う御座います(^-^) 我ながら同情できない病人で申し訳ありません(笑) 更新してと言って頂けるのが何よりのお薬です、有難う御座います! 拍手にSS添付できるよ〜に頑張ります! で、できれば松浦の(笑)(^O^)ゞ

>零(ゼロ)さま
いらっしゃいませ、初めまして! 平井さんの大ファンでらっしゃいますか♪(ノ ^▽^)八(^ー^*) 本当に凄い役者さんですよね! あのblogの記事がご縁で♪ ええ、あれはファン必見! 残念ながらキャッシュも消えて? ええっと‥‥一番昔の記事は不所持ですが、9/21日付をお探しでしたら‥フリーのメアドなど教えて頂ければコソっとお送りできると思います。あ、同じサイトさまLoveでしょうか? どちらでしょうw 零さまもキチメガblogなどお持ちでしたら、ぜひお教え下さいね。お待ちしております(^-^)