御堂孝典 生誕祭!w
御堂さん、お誕生日おめでとうございます♪+* ヽ(´▽`*)
至高のクールビューティ、魅惑のツンデレ紳士、御堂さん、お誕生日おめでとうございます♪+* 幾度季節は巡ろうと永遠に美しい32歳。ww
( ^-^)。∠※PON!。.:*:・'°☆。.:*:・'°★°'・:*
- 出版社/メーカー: Legnoart (レーニョアート)
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わーん! 幾つか果実はゲットしたけど、鬼畜眼鏡Rコンプリートしないうちに、お誕生日になっちゃた! この嘉き日に、メガミドバッドエンドをプレイする勇気は私にはない。|ヾ(_ _*) でも、プレイ完了しないと、ネタバレ怖くて、ニコ動画とか他サイトさん見にいけないしなぁ。はうぅ〜。|l|i ○| ̄|_, | どうしよ?
- 作者: みささぎ楓李,Spray
- 出版社/メーカー: リブレ出版
- 発売日: 2008/08/09
- メディア: コミック
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去年は、こんなメガミドSS【★二次小説置き場】とか書いてたんだ(^-^;;; あわわわ。ちと改稿したけど、相変わらずぐだぐだ感満載で再録(´ヘ`;)。 エロ的に負け犬なワタクシに、エロは期待しないで下さいませ。死ぬほどお暇でしたら、お付き合いください。m(_ _)m
途中に、押し倒しシーンを入れようと思ったけど無理だった.。゚+.(・∀・)゚+.゚w やっぱり私はエロ的に負け犬。'`,、'`,、'`,、('∀`)'`,、'`,、'`,、・゚゚・(/ロ\*)・゚゚・
< -Birthday suit.- >
メガミドss <一稿>
初めて肌を重ねたのは、キスの後だと言ったら、
誰が信じるだろうか?
あの顛末を知る者がいたらの話だが。
手順を踏んだ恋愛だと言い張る気は毛頭ないが、
あながち嘘ではないから始末に悪い。
長い空白を挟んで、くちづけを交わすまでの日々。
幾度となく私の肌を暴き、どのように蹂躙しようとも、
佐伯自身は最後まで着衣のままだった。
告白を残し私から立ち去ったあの日ですら。
無理やり押し開かれた皮膚の上に残る記憶は
汗を吸い込んで軋むシャツの硬さと
重いスーツの生地が摺れる金属的な感触。
絹地のタイが一瞬で引き抜かれる首筋の擦過熱に、
這い回る蛇にまがう冷たく硬質な指のもたらす疼き。
それだけだ。
素肌を晒して抱き合ったとき、初めて触れたその胸は滑らかで温かく、この男にも血が通っているのだと今更なことに衝撃さえ覚えた。
胸元に鱗のひとつやふたつ生えていたところで驚きはしなかったろう。
あの日までのお前はそんな男だった。
佐伯克哉。
どれほどほっとしたと思う。あの肌のぬくもりに。
私が恋をしたのは人間だったと確かめられた気がして。
素肌を触れ合わせていることに弱いのは、多分、そのときの安堵の記憶のせいだ。
今も‥‥この男は変わらない。
ベッド以外で佐伯が強引に身体を重ねてくる時に、いつも思い知らされる。
苛立ちや嫉妬、ネガティブな衝動にかられての結果――佐伯が仕置きと称するところの――ならば、昔のように着衣のまま挑んでくる。
こちらが抵抗しようとお構いなしに強引に。
高価なスーツを幾着駄目にしたことか。
多少なりとも愛情表現‥‥と、あの男が思っている範囲の行為ならば、素肌を晒し、汗に濡れた肌を重ね合わせて抱き合う。
抗いはキスに溶かされる。
時を選ばず、プライベートな空間か否かにも、まるで頓着しない。
TPOをも見事に無視した、ただ、衝動と欲望による法則。
例外はない。
奴に自覚があるのかどうか。
律儀な男だ、そんなところだけは。
まったく。
どちらにせよ、行為は容赦なく、こちらが許しを請うまで続く。
私の何が佐伯を駆り立てるのか正直量りかねることも多く、今だに混乱する。
だからこそ‥‥肌のぬくもりをよすがに
お前の気持ちを確かめたいと思うのは愚直に過ぎるだろうか。
溜息をつき、ふと我に返る。
らしくもない。苦笑いを口元で噛み殺す。
どうも今日は感傷的になりがちだ。これが年をとったということか。
一日の仕事を終えて部屋に戻り、タイのノットに手をかけたところで、背中越しに佐伯が話しかけてきた。
「今日は、御堂さんのお誕生日ですね」
知っていたのか。少し驚いて振り向く。
決算期だというのに、仕事を早めに切り上げたのはそのせいか?
「だから、なんだ?」
「‥‥その返事はあんまりじゃないですか? 普通、祝うものでしょう、誕生日というものは、恋人同士では」
奇妙な抑揚と文法。今更の敬語。おまけに、あの佐伯が珍しく眼を合わそうとしない。まるで拗ねてでもいるように。
「君の口から普通という言葉を聞くと違和感を感じるのは、私に問題があるのか?」
「正直に答えて、あなたのご機嫌を損ねたくないですね」
掬うように視線を捕らえれば、人を食った笑いを返す。可愛げのない、いつもの佐伯だ。
「ならば黙っていろ。大事な決算期に悠長な事を言っててどうする?」
突き放した言い方に、さすがに腹を立てるかと思えば、どこか甘さすら含んだ口調で続ける。
「今夜は、あなたと食事にでも出かけたかったんですが」
そういえば、佐伯は着替えもせずまだスーツのままだ。
「私は部屋で休みたいと言った筈だ」
「ええ。ここ数週間、さりげなく探りを入れても誘いをかけても失敗しましたし、あんたの好みは難しい。率直に聞いてみようと思いまして。何か欲しいものがあれば‥‥」
何を言い出すかと思えば。本気で恋人の誕生日を祝うとやらな心積もりでいたのか。あの佐伯が? 私に?
「どうしてもと言うなら、南仏に欲しいシャトーが幾つかあるな。そのひとつも買収できる身分になってからにしろ」
「‥‥判りました。そうしましょう。でも本当に何か‥‥」
珍しく佐伯が食い下がる。三十も過ぎて誕生日を祝われるというのは、どちらかといえば嫌がらせの気もするが。
どうしてもというのなら‥‥。
「なら、今日一日、裸でいろ」
言って、私はタイを解いた。
どんな下世話な勘ぐりでもすればいい。
言い訳も説明も、私はしてやらないからな。
佐伯は、きょとん、としか言いようがない目をして、それから弾けるように笑った。
唐突で非常識な提案にも関わらず、私の意図を完全に理解したという風に、楽しげに。
「判りました、お望みのままに、御堂さん」
佐伯の眼が光る。法則に則って動き出す指先。
悔しいことに、奴に自覚はあったらしい。
fin
★ ☆ ★
Birthday suit.:裸体、生まれたままの姿で
Birthday suit. :{誕生時の服の意}
自重できず、ちょっとニコ行ってみたw わぁ、これ、可愛いぃい! キチメガのデスクトップ・マスコットって、ほんと可愛いよねぇw
- 作者: TAMAMI,みささぎ楓李,Spray
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