-放浪腐女発酵観察日記- ブログ版

オタな海外放浪貧乏旅行者の腐女子覚醒日記。SF,ロボット、天文好きな皆既日食ハンターの筈が、ある日うっかり腐海に墜落。やおい免疫あったが仇のBL大発症。急遽、隔離病棟設置。こちら腐れ外道blog。 ダダ漏れ萌えと、オタク独り語り、阿呆バックパッカー海外貧乏旅行バカ話しか御座いませんが、お暇ならごゆるりと(^_^;)  ★はてなダイアリーがメイン。こちら同記事の予備です(๑╹◡╹๑) http://d.hatena.ne.jp/kokuriko-fufu/

装着盤2 感想助走3<変貌>(^-^;

kokuriko-fufu2010-09-07

装着盤2 感想助走3<変貌>(^-^;





<困惑>編より続きます。
昨日と同じく、イヤ〜な性格のオタが、美味しいものがイッパイ詰まった重箱の中身をうっちゃって、スミだけ穿り出してツッツてるよーな、ど〜でもいい、しょ〜もない感想ですので、万が一、お読みいただく場合、重々お気をつけアレ。(美味しい感想は後ほど!+゚.+゚(o(。・д・。)o).+゚.+゚)

鬼畜眼鏡ドラマCD-眼鏡装着盤II-

鬼畜眼鏡ドラマCD-眼鏡装着盤II-

さて。装着盤2平井達矢さんについて。
より磨きのかかった、とっても良い声。いつもながらに、堪能させて頂きました、その演技力とエロスの粋を‥‥と言って終わらせたいけど、今回また新鮮だったというか、改めて色々驚かされましただよ。


「え? 演技下手になったの、この人?!」(」゜ロ゜)」


って、最初、絶対アリエナイことを思っちゃったくらいよ、混乱の余り。特に、片桐さんのトラックで感じたことかしら。そんな自分に衝撃受けたけど。Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) なぜ? どうして? 何が一体、どうしてどうやって、私にそう思わせるの?

鬼畜眼鏡 通常版

鬼畜眼鏡 通常版

いや、まず、以前のドラマCDや、ゲームから何が変わったかてぇと、声よね。声質。すごく良い低音になってきた。艶がある。ゲーム本編の初期の頃の眼鏡克哉の声って、勿論良い声なんだけれど、低音を聞かせるしゃべりのところは、少し喉にこもってて、でも、そのあとほんの僅かで不自然になりそうな、やや不安定な低音が、またとてもセクシーwで魅力的だったんだけど。今回はまたモノホンの艶声になってきた。


御堂さんの声質については、今回のCDで、やや変わったとウワサされてて、ネットでの評価はなぜか少し厳しかった(私は、少し低めになった御堂さんのあの声が大好きだーっ! 特にみどかつで最高♪+* ヽ(´▽`*)) みたいだけれど、反面、眼鏡克哉の声の変化については余り指摘されなかったというか、指摘されても、かなり好評な感じが多かった気がする。

8音変声 マルチボイスチェンジャー(レッド)

8音変声 マルチボイスチェンジャー(レッド)

元々、眼鏡克哉は、ルートごとに性格設定が結構違う。平井さんも演技だけでなく、微妙に声を使い分けていたと思うし、みんな、既に変化する事に馴染んでるってこともあるよね。別人の声になっちゃってない?ってな評もあるみたいだけど、私は、この声質の変化は、もう大歓迎というか、すごく好きっす! ええ、何より、萌えるから!(笑)


声オタとしても、彼の役者としての姿勢に萌えんでいられない。もう十分な魅力を持っているのに、なお今の自分を越えようとする、その‥‥泥臭いけど、根性というか、役者としての業が、ほんま、魅力的だと。


自分を変えていくって、大変なことだ。
声の質を変える、より深く磨いてゆく、それだけでも大仕事。
いや、大冒険だ。なかなかできることじゃない。


しかも、声の質が変わるってことは、下手をすると、今まで(の声質で)身に着けてきた演技のセオリーが、まるで役に立たなくなるってことなんだよね。特に男性の声はそうだ。低音になればなるほど、顕著だと思う。求められる芝居の質が絶対的に変化する。

いきなり高音質 2 (Uメモ)

いきなり高音質 2 (Uメモ)

男性の俳優さんや声優さんで、魅力的な低音ヴォイスで売ってるかた、いらっしゃいますよね。何も要らない、もう、その声だけで十分。演技が“棒”だろーが、それだけで魅惑されてしまうってな、低音ヴォイス。(確かに、マジに棒読みしかできない役者もいたりするが)


この流れで例に引くのは大変失礼なんだけど、判りやすくBLつながりならば、‥‥例えば、『純情ロマンチカ』のウサギさんのなかのひと。(ごめんなさいm(_ _;)m) もちろん、下手ってんぢゃないが、巧いってタイプの役者さんでもないかと。でもでも、彼の、あの抑揚のない芝居がいいんっすよ! (元々、声優というより、ナレーション方面メインでお仕事してるかたでないかと思うし。) うん、ウサギさんは、アノ声、あの芝居じゃないとーっ! もう声の魅力だけで、十二分にウサギさん的存在感、説得力あるもんね。

RUBY CDコレクション 純情ロマンチカ ドラマCD

RUBY CDコレクション 純情ロマンチカ ドラマCD

つまり、なんとゆーか、極論すると、あの低音ヴォイス役者の一群さんって、何より“棒”であることが一番の条件、魅力の元である気がするんですよね。反対に言えば、いかに棒のまま、声の抑揚や高低に頼らず、その声そのもの魅力と抑えた演技力だけで勝負できるかが存在価値。


こっりゃあ、難しい。小手先の誤魔化しが一切効かないんだもん。声質の良い人も巧い人も、声優世界にゃゴマンといるけど、本物の低音ヴォイス声優さんって、ほんと稀有だよね。


( 少し話が逸れるけど、だから、この低音棒読みの一群、いや一軍さんたちって、演技というか、演じられるキャラの幅は決して広くはないっすよね。演技というか、キャラ作り以前に、自分の声に、キャラを引き寄せるってお芝居が多いと思う。だから、キャラクター・クラッシャーな役者さんも結構いるよなぁ)

ハイパートレーニング棒・180cm

ハイパートレーニング棒・180cm

平井達矢さんて、元々は、軽めの声質、ノーマル克哉のほーの声のほうがメインの声優さんだと思うのよね。おそらく。今の眼鏡克哉の声は、努力の賜物だと思う。魅力的な低音声を作るのって、きっと大変だったろーなと。


で、ゲームの頃の声質ならば、今までの芝居で十分だったと思うんだけど、今回のまた一層の低音化で、ほんと、低音ヴォイス、“棒の一軍”のレベルまできちゃったな〜と思ったんだ。そうなると、その声に似合う芝居が要求される。今までの声と同じレベルの芝居が、とたんに通用しなくなるんだよな。


最初は、このCDで、平井さんの声だけでなく、演技の質が変わったのは、自分でも低い声を作ればわかるけど、途端に声の抑揚が出にくくなるよね、単にそういうことかとも思ったの。声の魅力と、芝居だったら、今回は前者を選んだのかな、と。でも、聞き込んでみると、違う。

鬼畜眼鏡 ドラマCD-眼鏡装着盤-

鬼畜眼鏡 ドラマCD-眼鏡装着盤-

勿論、演技の質が変わったってのは、ほんと、ほんの僅かな、些細な点でしかないのよ。 (というか、声オタで耳コジュウトな私が勝手にそう感じただけで、そう気付く、というより、そう感じる人はかなり少数派だと思う)


んでも、以前のCDを聞きなれてた耳(笑)には、かなり違って聞こえた。片桐さんトラックで、特にそう感じたのは、日常芝居が多かったことと、なにより片桐さんの中の人の演技が、一番安定しているからだと思う。以前のゲームやCDと比較しても、ほんと同一人物っつうか、声質と芝居に揺らぎがなくて、いつも安心して聞ける。(こういうお仕事にも惚れ惚れするね♪) 他の受けのミナサマの、中の人の声や演技は、かなり変化してるのにね。年の功かしら♪ さすが片桐課長ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚ (中の声優さんは若いけど(笑) なのに技有り!o(>_<*) )

あ、横道にそれちゃった話を戻すけど、眼鏡克哉片桐さんの会話を聞いていると、片桐さん演技には違和感がまるでない、つまり今までと同じで、ほぼ感情の流れの予測がつくのに、眼鏡克哉の芝居の部分は、アレ? 以前とは違う反応だよな、アラ? 眼鏡って、もっと抑揚の有るしゃべり方してなかったっけ?って、なんだか自分の中に作り上げちゃってた眼鏡克哉像との落差に、良くも悪くも、裏切られるんだわさ。ええ、一言ごとに。これに、私は結構混乱してしまってのう。

眼鏡克哉の低音ぶりが、“棒”ヴォイス・レベルだけに、最初は、なんだ、この棒読み眼鏡^−?! もしかして、「これ、下手ってこと?!」って思っちゃったのよ。


んでも、これは、私が以前の眼鏡克哉像に執着していただけで、このCDを何度も聞き直して見ると、これはこれで自然なの。棒ってんぢゃなくて、落ち着いてて、ちゃんと低音ヴォイスに相応しい芝居なんだよ。ただそれが、今までの眼鏡克哉とは、ちょっと違うってだけ。当然、紆余曲折あっての今なんだから、キャラも成長してるし、若い眼鏡克哉は、変化して当然なんだけどね。

鬼畜眼鏡R 鬼畜眼鏡ファンディスク 通常版

鬼畜眼鏡R 鬼畜眼鏡ファンディスク 通常版

でも、あえて突っこむと、平井達矢の、平川大輔の、低音的成長というか脱皮は、まだ途中である気もする。変化した自分の声に、より相応しい演技を模索している途中のような気がする。元々、とても巧い役者だなぁと思うけれど、所謂安定感のある、使いやすい役者たぁ思ったことはない。
とても‥‥危ねぇ役者だ(^-^;


ええ、ほんと、 姫川亜弓 ではなく、北島マヤだって思う(笑)
生身の揺らぎがあるというか、常に変化してる、一歩でも先へ高みへと伸びようともがいてる、稀有な声優さんだと思う。
彼は、どこまで行くんだろ。面白いなぁ。

ガラスの仮面 44 ふたりの阿古夜 3 (花とゆめCOMICS)

ガラスの仮面 44 ふたりの阿古夜 3 (花とゆめCOMICS)

でもまぁ、私って、自分でもなんて、面倒くさいヤツかと思うわ。o(_ _o;)≡☆ 大抵のアニメやBLCDを気軽に楽しめないのが、我ながらとてもシンドイ。細けぇことは置いといて、萌えてナンボの世界なのに!o(TヘTo)  でもだからこそ、ごくごくたまに、『鬼畜眼鏡みたいな、無条件で萌える、色々突っこんでみてもなお面白いってな作品に出会えると夢中になっちゃうんだけどね.。゚+.(・∀・)゚+.゚w さて、重箱スミのツンは吐き出したし、萌え感想デレデレ大盛り書くぞーっ!!!+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚