-放浪腐女発酵観察日記- ブログ版

オタな海外放浪貧乏旅行者の腐女子覚醒日記。SF,ロボット、天文好きな皆既日食ハンターの筈が、ある日うっかり腐海に墜落。やおい免疫あったが仇のBL大発症。急遽、隔離病棟設置。こちら腐れ外道blog。 ダダ漏れ萌えと、オタク独り語り、阿呆バックパッカー海外貧乏旅行バカ話しか御座いませんが、お暇ならごゆるりと(^_^;)  ★はてなダイアリーがメイン。こちら同記事の予備です(๑╹◡╹๑) http://d.hatena.ne.jp/kokuriko-fufu/

トビキリの男があの世で私を待っている。塩野 七生さんカッコえッw

kokuriko-fufu2011-12-17


トビキリの男が
あの世で私を待っている。
始祖@塩野 七生さんカッコえッw



NHK BSPの100年インタビュー
http://www.nhk.or.jp/hyakunen-i/guest/111217.html
たまーに見てるんですけれども、今回は、作家の塩野七生さん。


ちと読書を好む腐女子ならば、彼女の著作、何冊かは読んだことがおありじゃないでしょか。ってことで、お久しぶりに視聴してみたわ。やっぱ、この方、おもしろいわ〜♪

あ、放送内容知りたい方は、ツイッターなどで、塩野七生で検索して下さいまぜw <まとめる気がない私 (^-^;)boko☆*\(-''- ;)

十字軍物語〈1〉

十字軍物語〈1〉

そんな私は、昔々、多分10冊読んでるか読んでないか位のフツツカな読者なんだけど、バックパッカーとしても地中海世界は魅力的な場所だけに、現地で彼女の本を読むとまた面白いんだすw イスタンブルのトプカプを訪ねれば、『コンスタンティノープルの陥落』の一場面、美貌の王子が海峡の果てを指差し、「あの街が欲しい」ってシーン、思い出すのは私だけじゃ無いわよねw 
コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)

コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)

彼女の著作は、歴史なのか小説なのか? 境界のエッジにあるとこがまた魅力なんでしょうか。正直、小説家としての彼女のファンではないな。だけど、歴史関連として読めば、いろいろ美味しいw インタビューで「私の本が高いのは地図を白紙から作るから。地図は(その土地に対する)作者の思想を表すものだから、他人の地図を流用出来ない」っておっしゃってたのは印象に残った。そして必ず現地に行き、土地の距離感や空気感を体感する。なるほど、小説家には収まらないひとだ。地図から想像するのではなく、地図を創造する人。
図説 地図とあらすじで読む聖地エルサレム

図説 地図とあらすじで読む聖地エルサレム

私は地図が読めない女だけど、彼女が言ったように、エルサレムとテルアビブの距離なら知っている。実際にはバスで通っただけに過ぎないけれど、その距離の意味も少しは判る。一ヶ月かけて数百キロ、砂漠を歩いたこともあるしね。現地に行って驚くこと、判ることは沢山あるよね。風の匂い、空の高さ、人の流れ、歴史の流れ。でも、異国に憧れて辿り着けない人達も沢山居る。せめてと紙面を繰る人びとへ、言葉ならぬものを行間に焚きこめ伝えられるのが作家なんだろう。時代さえ越えて。
その時歴史が動いた オリジナル・サウンド・トラック

その時歴史が動いた オリジナル・サウンド・トラック

なにより、歴史上の男にゾッコン惚れ、その筋肉に触れるような感覚で執筆する。生きている男たちよりも魅力的なその姿を歴史書の中に追いかけ,引き寄せ、自らの文章の中に生き返らせる。‥‥つまり、作家としての創作の原動力は「萌え」ってことですすよね? まこと、日本最大の同人作家っ、この方でなくて誰なのかw (褒め言葉です!(゚∀゚ノノ゙☆ はい、歴史的な意味で ) ああ、彼女が、イスラムの英雄サラディンの人生を書いてくれないかなぁ〜♪直木賞受賞後も、BL好きを公言されている三浦しをんさんや、ハードな世界観の中に美しい男同士のディープな関係を描く高村薫さんや五條瑛さん、本格小説を書いてなお腐女をも熱狂させる作家は多いけど、元祖歴女で腐女史で同人作家の始祖つったら、や^〜っぱこのオバサマだわ〜♪ と全開で感じた100年インタビューでございましたw 
100年インタビュー 坂本龍一 [DVD]

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なにより、(離婚をし孤独な自分は例え天国に行けようと)死後に何の楽しみがあるかと嘆いたら、息子から「ママが書いた男たちが待っているじゃないか」って言われて、あの世に行く楽しみが‥‥ってなお言葉には凶悪なほどに感服w(゚〇゚;) 自分の書いた「中の人」と、天国に結ぶ恋‥‥これって、腐女子の思考、オタクの夢以外ナニモノぞっ?!キタァァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ( ゚)ァ( )ァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ! 


お名前で検索したら、こんなものが(^◇^;) やっぱりみなさん、そう思うのねww
アンサイクロペディア  塩野七生
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E5%A1%A9%E9%87%8E%E4%B8%83%E7%94%9F


ええ、死んだら二次元天国に行くわ、私! 我らが愛する受けも攻めも待っててね! 生身の男も恋愛も好きだけど、そりゃ二次元は別薔薇! ‥‥でも、そこに女に居場所はないって? バカねぇ、自分の好きなカプを永遠に眺めてるのが腐女の天国でございますわ! 視線だけ転生できればいいんですw あの世での燃料に困らぬように、今のうちに、萌えネタはいっぱい仕入れておかないとw

マキアヴェッリ語録 (新潮文庫)

マキアヴェッリ語録 (新潮文庫)


ただ、最近なぜか叩かれてると聞いてググったらこんな記事が。確かにこれは私も頂けないご意見かな。


被曝をできるだけ避けようとする日本人たちを、“悪徳中国人企業家”と較べ、“人でなし”と罵倒する塩野七生さん
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/581.html


日本のように地震や災害の実感も無く、その後の原発被害からも遠い海外にに住んでいれば、どうしても他人事になってしまうのだろうけど。そりゃ、岡目八目ともいうし、彼女の批判は一部は正しいだろうけれど。そう、「原発は絶対安全です」から「メルトダウンは絶対あり得ない」「健康に被害はない」‥‥これだけ虚偽まみれの報道が罷り通る中、東電や政府を批判するのなら兎に角、日本の未来や家族の健康を守るために動いている人まで一緒くたに貶めた無神経な言葉だと思うの。「不幸に見舞われてしまった同胞に対してかくも残酷になれるのが、他の誰でもなく自分なのだ」 はい、自分の言葉はご自分に返りますけん。(^_^;