『二遊間の恋』 大リーグ・ドレフュス事件
読んでみた。(゚ー゚*)
「邦題が名訳」という話題で知った『二遊間の恋』を読んでみました。原題は、“The Dreyfus Affair”。
なるほど、巧いな邦題。元本の方は、表紙のイラストが頑張っています‥‥この話が実は恋物語だという主張に、ふたつのボールを貫く矢印w
ええ、これは大リーガー同士のアフェアのお話。
- 作者: ピーターレフコート,Peter Lefcourt,石田善彦
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1995/02
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
ちなみに、英語で「二遊間」ってなんて言うのか調べてみた。 between short and second ショートと二塁の間ってそのまんまだな。 又は third-base hole 三塁の‥‥三角関係の「穴」って‥‥わはははっ!! そうか、作中のあの表現には「‥‥◎●スを何処に突っこんだかが問題なんですね?」ってな表現はここにかかるのか?(^-^;)boko☆*\(-''- ;) 二遊間コンビ key-stone combination という言い回しもあり。息の合ったプレイを要求されるポジションなんですね。原題は、19世紀フランスの冤罪事件「ドレフュス事件」をベースにしているようです。歴史的ユダヤ人差別事件をゲイ差別に絡める‥‥なかなか策士だなあ。踏んだら地雷(^_^;
- 作者: 稲葉三千男
- 出版社/メーカー: 創風社
- 発売日: 1999/11
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
メジャー・リーグ30球団選手名鑑+球場ガイド 2012 (B・B MOOK 803 スポーツシリーズ NO. 673)
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2012/03/28
- メディア: ムック
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
「‥‥氷のはいったバケツがランディの手から床に落ち、鈍い音をたててころがった。ロッキー山脈が崩れはじめた。ジブラルタル要塞が陥落した。ふたりは粘土の人形となった‥‥」
ヾ( ̄  ̄ゞ ヾ( ̄  ̄ゞ ヾ( ̄  ̄ゞ どうしよう(笑)
- 作者: イザベラ・バード,小野崎晶裕
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1997/06
- メディア: 新書
- 購入: 1人
- この商品を含むブログ (1件) を見る
The Dreyfus Affair: A Love Story
- 作者: Peter Lefcourt
- 出版社/メーカー: Perennial
- 発売日: 1993/06
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
[asin:4925219812:detail]
最高の地位や栄誉を捨ててまで、互いを選んだふたり。それは美しいオハナシだけど、でも技術を極めたスポーツ選手として、ましてや、その肉体の絶頂にいる最高の選手たちが、互いのために野球が出来る場所を失ったまま時が経ったら‥‥本当に後悔しないものだろうか? 男ならば「戦場」に帰りたくなるんじゃないのか? ‥‥と余計な事を思ったよ。そーゆうマチズモを超越したって話なのかなあ(^0^;)
平成野球草子 10 誓いの二遊間 (ビッグコミックスゴールド)
- 作者: 水島新司
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1998/05
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る