今は去ること百年前、1914年4月20日、文豪・夏目漱石の代表作「こころ」が、朝日新聞紙上で連載開始。それを記念して、朝日新聞にて再び「こころ」の再連載というか再掲載が始まったようです。一世紀か‥‥。 ってことで、朝日新聞、取り始めました。紙媒体で欲しかったんだ♪
‥‥だって、当然の嗜みでしょ、┌(┌^o^)┐腐女子としてw+(0゚・∀・)+
- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1989/05/16
- メディア: 文庫
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朝日新聞 こころ 連載お知らせ
http://www.asahi.com/articles/DA3S11042831.html
朝日新聞 特集 こころ 100年
http://www.asahi.com/special/soseki/
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/773_14560.html
wiki 『こゝろ』(こころ) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%82%9D%E3%82%8D
図書館で読めるBL臭のする一般小説170選 (笑) http://matome.naver.jp/odai/2134235849931048801
- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/05
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いつかきちんと読み解きたいと思いながら時を過ごしてしまいましたが、腐った私にとって、漱石の「こころ」は、萩尾望都さんの少女漫画の金字塔「トーマの心臓」の<源流>という位置づけです。萩尾さんご自身は、ヘッセの影響を語っていらっしゃいますが、私は、「トーマ」には「車輪の下」よりも「こころ」により共振を感じる。単に、友人の自死に揺れる青年たち、その死の謎が物語の核となるという共通点だけでなく、もっと深い場所で。勝手な思いこみですけれども。
『こころ』の真相 漱石は何をたくらんだのか (新典社選書 62)
- 作者: 柳澤浩哉
- 出版社/メーカー: 新典社
- 発売日: 2013/10/30
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インスパイアのレベルを越え、未完ではないかと言われている「こころ」の先を、漱石が自ら仕掛けて解きえなかった物語の謎を、その鋭い感性と精緻なストーリーテリングで、美事に描き切って見せたのが萩尾望都だと思う。
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1995/08
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その不朽の名作を「スカイ・クロラ」の森博嗣氏がノベライズ。これもなかなかスキャンダラスなw小説。少女漫画表現を如何に文字化するかという難題、文学と漫画の神に立ち向かったというより、その前に跪いて赦しを請う、誰よりも敬虔な信徒による祈りの書といった趣。「こころ」と読み比べてみるのも一興かと。
トーマの心臓 Lost heart for Thoma (文庫ダ・ヴィンチ)
- 作者: 森博嗣,萩尾望都,原作:萩尾望都
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/04/23
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文学苦手というかたも、腐女子であれば、まずは青空文庫ででも、ちょろっと読んでみて頂きたい「こころ」。だって、イキナリ水着シーンよっ!(爆笑)
「‥‥略‥‥。海水着を持たない私にも持物を盗まれる恐れはあったので、私は海へはいるたびにその茶屋へ一切いっさいを脱ぎ棄てる事にしていた。 二 私がその掛茶屋で先生を見た時は、先生がちょうど着物を脱いでこれから海へ入ろうとするところであった。私はその時反対に濡れた身体を風に吹かして水から上がって来た。二人の間には目を遮さえぎる幾多の黒い頭が動いていた。特別の事情のない限り、私はついに先生を見逃したかも知れなかった。それほど浜辺が混雑し、それほど私の頭が放漫であったにもかかわらず、私がすぐ先生を見付け出したのは‥‥」
「こころ」で読みなおす漱石文学 大人になれなかった先生 (朝日文庫)
- 作者: 石原千秋
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
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もう、どうよ(笑) この視線の快楽( ☉_☉) 延々と先生見つめ過ぎだよ、“私”くん、既に視姦ぢゃないっすか(笑) 一切を脱ぎ捨てるとか、濡れた身体とか、二人の間とか、連載第一回からイキナリやべーだろ、ほんま(笑) どう読んでも恋物語の始まりです、ありがとうございました。(๑•̀ㅁ•́๑)✧ そりゃBLドラマにもなる筈です。平川大輔さんが出てたよねえ。
当時の日記 2010年7月5日 新説 こころ試聴~♪
http://d.hatena.ne.jp/kokuriko-fufu/20100705
このCDはちょっとエロ中心過ぎて、抑えたのが好みの私にはちょっとアレでしたが、平川さんの原作朗読部分が聴けたのはよかったなw (いや、エロイのは大歓迎なんだけど、文学ベースならば、そこに至るまでの内圧の高さが同時に欲しい欲張りな私w) ま、とにかく、「こころ」が、新聞というメディアで読めるのは、なんか楽しいなあ。電子書籍も文庫本も単行本もそれぞれによいし、当然、内容は変わらないんだけど、どこか印象が違うのは、心地よい不思議。毎朝、新聞届くのが楽しみです♪
- 作者: 夏目漱石
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