装甲騎兵ボトムズ:孤影再び
試写会感想 (2) 本編
明日、1月8日土曜日より、『装甲騎兵ボトムズ』:孤影再び 上映が始まります。昨日は年寄りの昔話をカマシテしましましたが、今日はマジメに(?)本題に参ります。発熱中につき、散漫な感想、お許しくだされ。
いや、面白かった! 以前観た外伝OVAがちょいとナニだったので少し構えてたんだけど、今回の新世代三作品の中で、やっぱり一番かな。
ボトムズweb ボトムズ・フェスティバル
2010年 文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 審査員会推薦作品
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こちら、ニュージェネレーションと銘打っても、テレビシリーズ本編の続き。再びのキリコ登場! 衝撃のラストで幕を閉じた『赫奕(かくやく)たる異端』と、キリコ不在で幕を開けた『幻影編』のミッシングリンクを埋める驚愕のエピソード! って設定。
‥‥実は私、『ザ・ラストレッドショルダー』あたりは視聴済みなのですが、『赫奕たる異端』はまだ全編は、いや1巻位しか観れてない状態と告白します。m(_ _;)m それでも戸惑うことなく物語に入ってゆけました。意外にも。はい、期待以上に面白かった。冒頭に、「それまでのお話」的な語りがありますし、『異端』からの新キャラクターであるテイタニアの人物造詣や背景も、最初の方で一通り描写されてて、見知らぬ彼女に、しかし私は結構感情移入できた。テレビシリーズのファンなら、今までのOVAを全く未見の方でも十分楽しめるかと。‥‥ま、その、大事な部分が一気にネタバレてしまうので少し勿体無い(本当に何も知らなかったら衝撃走る展開だよヽ(゚△゚lll)ノ )けど、ここから遡って観る楽しみもあるかな。
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私はキリコファンだけど、『ボトムズ』の主役は、キャラクターでなく、通称ATことVOTOMS「Vertical One-man Tank for Offence & Maneuver-S:攻撃と機動のための直立一人乗り戦車」そのものであると思う。だからAT(と最低野郎w)さえ出てれば『ボトムズ』で“アリ”だ。 (『ガンダム』はモビルスーツが出てても、富野監督以外別物でしょ?って思うけど)
で、何がATかって、カタチや性能うんぬんより、<使われ方>だと思う。キリコのAT扱いって、単なる車どころか、使い捨ての薬莢並みだもんな。戦闘の中、装甲が破れ千切れて次々と屑鉄と化すAT。ええ、主人公の機体でさえも。まるでテッシュペーパーのごとくATを消費しまくりなキリコ♪ 唯一無二のヒーローロボが常識だった放映当時かなりの衝撃だったけど、今見てもクールだ。エコぢゃないけど(笑)
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劇場で観る価値あるよ。
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そして、音楽。嗚呼、やっぱりイイ。乾裕樹氏作曲のあのフレーズ、このフレーズが流れるだけで脈拍速まる。当時サントラ何度繰り返し聞いたかわからん。って、乾裕樹さんって2003年にお亡くなりになられてたのか。(驚;゚Д゚)! なんと惜しい方を。‥‥うん、前言撤回。乾裕樹氏の音楽が使われてなければ、『ボトムズ』ぢゃない!o(>_<*) 今回の音楽担当は、乾裕樹さんのお名前と、TETSU名義で主題歌を歌われてる織田哲郎さんとの連名か。なるほど。彼の歌う2011年版「いつもあなたが」のアレンジもなかなか。リミックスとかは好きじゃないんだけど、これは行き過ぎない感じで今っぽい。ただ、ラストに主題歌が入るタイミングまで、後数秒の静寂が、余韻が欲しかったな。
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で、中の人的に、エンドロールのキャスティング見て驚いたのが、大川透さん(大佐ー!)が出てらしたこと。はい、脇役ってかちょい役で\(;゚∇゚)/ 放映当時のエンドロールを今見ると、大川さんが兵士Aとかで出てらして、おっ!と思った覚えがあるけど、今回までお付き合い下さるとは(笑) そゆとこも『ボトムズ』たる所以かと。速水奨さんもそうだったよね。(彼は名前のある役も付いてたけど。よりによってポル・ポタリア役って(+д+;)) お二人とも、いまや押しも押されぬベテラン声優さんだけど、なんだかこう、歴史を感じますなあ。
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あっちこっちと散漫な感想で、すみません。ただでさえ阿呆なのに発熱で思考能力が(-ω-;) 一度仕切りなおします。ストーリーとかも語りたいんだ! 明日は少し書けるかな。
ぽちっとなは更新の勇気。ありがとうございます。m(_ _;)m